山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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Tag: 表妙義 裏妙義 丁須の頭

妙義山

夏の大キレット縦走トレーニングとして、妙義山にてトレーニングしてきました。

丁須の頭が見える

妙義は岩場が連続して、岩稜歩きのトレーニングとしては最適な場所です。

ただしトレーニングとしては難易度も高いし、体力的にもアップダウンが激しくハードなので、それ自体が本番と言えなくもないです。

ただし途中稜線から降りることができるエスケープルートもありますし、
山自体は日帰りとなるので天候が不安なときは中止することも容易です。

美しい浅間山

この時期、まだ葉っぱが出ていないので周囲の山々の展望を楽しみながら歩くことができます。

また標高の低い山なので涼しい時期に歩けることもポイントです。

高度感ある岩場

妙義の縦走では「ショートロープ」といって、お客様とガイドはロープでお互いを繋いだまま行動します。

急な岩場ではしっかりと確保してます

ガイドは常にお客様の安全が保たれるように、確保します。

これによって余計な恐怖心などを取り除き岩場に集中して歩くことができます。

また、万が一危険な場所でスリップした場合でもロープによって滑落を止めることができます。

小人あるいは大男に見えますが、目の錯覚です。

厳しいルートを越えて、初めて味わえる達成感。それによって培われる経験と自信。

表妙義の稜線をしっかりと歩くことができれば、日本の登山道はどこでも大丈夫でしょう(天候にもよりますが)。

いずれにせよ妙義はいつも、素晴らしい試練を与えてくれる素晴らしい場所です。

これからガイドを続ける限り幾度となくここに通うことでしょう。


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