山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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2010/5/28 (金)

天王岩

再び天王岩です。今回のパートナーはノッポです。

昨日のにわか雨の影響で岩は部分的に染み出しがあったが、
ほとんどのルートは登ることが出来ました。

天王岩
真下から見上げて撮った写真です↑
かなりのオーバーハング!
ぶらさがると壁からけっこう離れてしまいます。

最近、体重が増えたせいかかぶっているルートがキツイ・・・。

天王岩

←ノッポも今日は大苦戦!
 でも最後はリードにチャレンジし、FR成功!
 おめでとうございます!

今日は平日のためかガラガラ。ほぼ貸しきり状態で快適。
しかし登りっぷりは快適ではなく、早々と退散しました。


早めに帰宅したので昨日採ってきた、山菜祭り!
感想をお伝えします。

ネマガリタケは筍と同じですね。
竹ではなく笹の仲間ですが。
シオデはくせがなくさっぱり。
歯ごたえがいいです。

コシアブラはほろ苦く爽やかな味。
(注:爽やかは秋の季語なので、
   春の山菜の味に使うのが適切かは不明)

ユキザサは甘く癖がない。誰にでも好まれる感じ。旨いです。
今日はおひたしで食べたので今度は天ぷらで食べたいです!


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2010/5/27 (木)

山の幸!

みちのく宮城の秀峰・禿岳(かむろだけ)へ行ってきました!


東北といったらー・・・(麻生さん風)

「山菜!!」

ということで、たくさんお宝をゲットしてきました!

山の幸
さっそく茹でました!

上下左右、4種類ありますが、わかりますか?

と言っても茹でてあるのでこれで判ったら達人です。

右のは易しいですね。「ネマガリタケ。」

左のは「シオデ」。「ヤマアスパラ」の通称もあります。

上は人気トップクラスの「コシアブラ」。

下は知る人ぞ知る旨さ。「ユキザサ」。

今の時期の東北の山は山菜の宝庫です。
雪解けとともにニョキニョキ生えてきます。

他にも蕨などもたくさんゲットしましたよ。皆さんの目もぎらついていました。
山菜取りは楽しいですが、くれぐれも足元がおろそかにならないよう注意しましょう!

そして、取りすぎにも注意!
山の幸を分けていただくという気持ちで全部取らずに必ず残しておくこと。
そして旬のものだけをとること。
私も関東近郊の山ではユキザサは取りません。
その植物が貴重とされている山域では観賞用として保存したいものです。

皆さん。ルールとマナーを守って山菜を味わいましょう!


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2010/5/26 (水)

荒雄岳



荒雄岳は宮城県北西部、鬼頭環状盆地に取り巻かれた山塊の盟主である。山麓に数多くの温泉が湧き出し、
間欠泉をはじめ片山地獄や荒湯地獄など火山現象による噴気類も多い。

荒雄岳

荒雄岳はブナの山である。

かつては深いブナの原生林に覆われ
現在はほとんどが伐採されてしまったそうだが、
それでも見ごたえのあるブナ林が迎えてくれる。

当日は霧雨であったが、ガスが森に立ち込め、
幽玄な雰囲気をつくりあげていた。


この山は雨の日こそ美しさを増すであろう。





はっぱ





右の葉がツルアジサイ →
 

左の葉がツタウルシ  → 



新緑が美しく雨に濡れた葉は
いっそう輝きを増している。

実はツルアジサイの若葉も食べられる。
ジャキジャキした食感でうまい。

ムラサキヤシオ



東北の山はムラサキヤシオが多い。
新緑に鮮やかな色彩を加えている。
山の中ほどで見ごろを迎えていた。

ところどころ雪も残り、
未だ芽吹いていない木の芽も多い。

山頂から栗駒山を望むことは出来なかったが、
帰路はネマガリタケを採りながら楽しく歩いた。

急登がまったくと言っていいほどなく。
歩きやすい山であった。


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2010/5/25 (火)

駅から帰る途中に急な坂がある
視界が開け遠くに府中辺りの夜景が垣間見える
街明かりの上に月がひとつ佇んでいる
都会の空には山にあるような星はないけれど
街を見守るようにぽっかり浮かんでいる
昔から人はさまざまな想いで月を見上げてきた
何か心を揺さぶる不思議なエネルギーがある

「おぼろ月夜」 

菜の花畠に 入日薄れ

見渡す山の端 霞深し

春風そよ吹く 空を見れば

夕月かかりて 匂い淡し

私の田舎の山形ではこの歌の歌詞そのままの風景が残っていて
子供の頃の帰り道を思い出し、懐かしく想います。
都会の子供たちは月を見上げて何を想っているのでしょうか?


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2010/5/24 (月)

火戸尻山!

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日光駅の南に聳える鳴虫山から南に延びる尾根の末端付近に火戸尻山はある。

更に尾根は南東へ向きをかえ黒川と東黒川の合わさる
小来川の集落へと吸い込まれる。

山奥の一軒の蕎麦屋、山家(やまが)からスタート。

林道をショートカットしながら行き、山道へと入る。
以前は整備された遊歩道のようだが、
放置されているため自然に還ろうとしている。


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鹿避けネットを攻略しイバラの道を進む。

尾根を一登りで猫岩。
花見の時期に地元の人がこの岩で宴を開くという。

風流である。


山頂は標識だらけ。展望はない。

栃木の山は標識がやたらに多い。自己顕示欲が強いのか?
しかしながら気合の入った看板も多い。
手彫りのものなどは作品と呼べるだろう。

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樹間からのぞくのは日光連山。
男体山には筋状の雪渓が残っている。

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稜線はヤマツツジに彩られている。満開である。
ヤマツツジは防火帯などで切り開かれると
真っ先に生えてくるパイオニアだ。

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鳴虫山の山頂からは女峰山を正面に望む。
思い出、多き山である。
下山路もヤマツツジの競演である。
写真ではお伝えできないが、
360°ツツジに覆われている。 ツツジのトンネルだ。

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前日光の山々はツツジが多い。
アカヤシオ、ミツバツツジ、シロヤシオ、ヤマツツジと
次々に咲いていく。

また来年も前日光に訪れることだろう。


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2010/5/22 (土)

神ノ戸の岩場

本日はトレーニングの為、少々マイナーな神ノ戸の岩場へ
行って参りました。

神ノ戸の岩場

神ノ戸の岩場


神ノ戸の岩場は秋川の桧原村にあります。

先週行った天王岩の更に奥にあたります。

山でいうと御前山の南側でしょうか。


岩場の規模は小さく高さ20m、幅40mくらい。
傾斜は90°~120°くらいでしょうか。

石灰岩質でコルネ(ツララ状になった岩)が
発達しています。







神ノ戸の岩場



全体的にボルト間隔が遠く一本目は大体4mくらい登らないとありません。

以降も極力省かれていて、三本目でもグランドフォールの危険性があるため精神力が鍛えられます。


支点は基本的にペツルが打ってあったり、
ケミカルアンカーでリボルトされているので安心ですが、
終了点はあやしいものもありました。


二本のコルネを使って登るルート「割り箸(5.10d)」→


岩はあまり触られていないところはとげとげして
指の皮がいじめられます。

神ノ戸の岩場



ほとんど貸切で静かなクライミングが楽しめました◎  


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2010/5/21 (金)

小満

「小満」は二十四節気で5月21日ころをさします。

本来は麦の穂が実り、少し満ちてきたという意味だそうです。
転じてすべてのものが次第に成長し、天地に満ち始めるという意味になりました。

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草木も茂り、その色は一段と深みを増してきます。

「新緑」から「万緑」へ・・・。

萌え出たばかりのやわらかな木の芽は萌黄色。
草たちは若草色。

それが若葉色、若緑、そして深緑へと
野山に美しいグラデーションを描いていきます。

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「緑」はもともと色の名前ではなく、
みずみずしい様子をあらわした言葉だといいます。
赤ちゃんのことを「みどり児」、
つややかな黒い髪のことを「みどりの黒髪」といいます。

七十二候では「蚕起食桑(カイコオキテクワヲハム)」。

昔は養蚕が盛んだったので、
この季節に馴染みの深い現象だったのでしょう。
蚕も葉っぱが一番おいしい時期を知って、
目覚めるのでしょうか?

この季節、山には活力が満ち溢れています。


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2010/5/20 (木)

二十四節気


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日本には四季があります。

春夏秋冬。

太陽の高さが最も高くなる夏至。
逆に最も低くなる冬至。
その中間の春分と秋分。

しかしながら、実際はもっとわずかな変化。
季節の違いがはっきりとあります。
山を歩いているとそれを
肌で、目で、匂いで感じることができます。

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昔の人は、
現代の人々よりも自然により深く接していました。
わずがな季節の変化をよりはっきりと感じていたのです。

ですから四季(二至二分)をさらに細かく分け
二十四節気としました。

この二十四節気にはそれぞれに
季節をあらわした名前がつけられました。

[立春」や「啓蟄」、「大寒」などは天気予報などで
紹介されることも多いので知っている方も多いでしょう。

一年を二十四等分すると大体、十五日おきになります。
それでは大まか過ぎるということで、
さらに考え出されたのが七十二候です。

だいたい五日おきに自然の様子をあらわした言葉が添えられました。

ちなみに「気候」と言う言葉は、この二十四節気の「気」と七十二候の「候」からきています。
これから折に触れて二十四節気七十二候を紹介していきたいと思います。
みなさんにも日本ならではの季節の微妙な変化を感じて頂ければと思います。


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2010/5/19 (水)

公募企画! 飯豊連峰

7月8日出発の4泊5日で飯豊連峰を縦走する企画です。
通常のツアー登山では3泊4日で飯豊本山のみ、
あるいは大日岳をピストンして同じ道を戻るのが一般的なようですが、
それでは非常にもったいなく、飯豊の魅力の半分も味わうことが出来ません。
当企画は1泊追加し、4泊5日とすることで、朳差岳まで縦走します。

豊富な残雪が飯豊の魅力です。
雪が溶けたところから花が咲き始めます。

ヒメサユリが道の両側を埋め尽くしています。
シラネアオイもたくさんあります。というか見飽きるほどです。
当然、イイデリンドウも見られます。
ニッコウキスゲが稜線を染めています。

フィナーレは朳差岳。日本海に沈む夕日が名物です。

料金は¥80,000(往復の新幹線代を除く)
初日は米沢のペンションに泊まります。
朝食と夕食はガイドが用意いたします。
シュラフ・マットはレンタル可能です。
詳しくはお問合せください。


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2010/5/18 (火)

ガイド協会総会!

本日は日本山岳ガイド協会の総会がありました。
協会の会長は自民党の谷垣さん。
総裁から山岳ガイドの合格証を受け取るために出席してまいりました・・・
が、総裁は多忙を極めるということで欠席。

合格証授与式



今年は国際ガイドが2名。山岳ガイド1名。
登山ガイドたくさんの合格者がありました。

国際ガイド合格は稀なことなので、
注目を集めていました。


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2010/5/16 (日)

天王岩

本日はトレーニング?のため秋川の天王岩でフリークライミング!

天王岩
天王岩は武蔵五日市にある岩場です。
岩の高さは20mくらい。アプローチが良いので人気があります。
休日ということで非常に混み合ってると思われましたが、
上の岩場に20人くらい。下の岩場に15人くらいと分散していたので快適でした。
日陰でそよ風が吹いていて、コンディションはとてもよかった・・・
のですが、私の体のコンディションはかなり悪く、辛酸をなめました。

上の岩場









以前よりも手前で敗退する始末。
ハングドックしていると
負け犬がさらし者になっている気分です。。
やっぱりクライミングは
日々の鍛錬とコンディショニングが命ですね。



次回のリベンジを熱く胸に誓いました!


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2010/5/15 (土)

タイフェスティバル!

本日は休日だったので代々木公園で催されていたタイフェスティバルにいってきました。
タイはここ2年クライミングをするために足を運んでいます。
食べ物もおいしく、人もやさしいので、すっかりお気に入りの国となっています。

闘鶏?

 

← 女性二人が鶏の帽子をかぶって闘っています!?
 そして、周りでそれを応援しています。
 よく解りませんが楽しそうです◎


トゥクトゥク

タイ屋台

 ↑
トゥクトゥクと言うタイの乗り合いタクシーです。
タイは年中暑いので窓がなく開放感があり、
風を受けて爆走します。
販売しており、日本では車庫証明なしで
公道を走れるそうです。
既に購入者が5人ほどいたようです。
値段は50万~120万円くらいでしたよ(安い?)



← タイ屋台が並んでいます。活気にあふれています。

パッタイ(タイ風やきそば)とカイ・ヤーン(タイ風焼鶏)

パッタイ

タイの料理はとてもおいしいです◎
基本的にとても辛いか、とても甘い。
レモングラスやココナッツで味付けされているものが多い。
パッタイは米の麺で生のもやしと砕いたピーナッツがまぶしてあります。
ライムを搾って食べます。
ビールはシンハーというのが一番で、さっぱりしていて辛い料理にベストマッチです。

またタイに行きたくなりました!


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2010/5/4 (火)

GW山行 その4 燕岳~常念岳

常念岳へ・・・

常念岳

常念小屋を後にして、登って行きます。

常念岳

山頂からの眺めは雄大。穏やかな風が吹いていました。
今年は例年よりも3割増しくらい雪が多い気がします。
常念小屋も雪のトンネルをくぐって玄関に入りました。

常念岳

北部、鹿島槍を望む。
爽やかな青空にきれいな雲が出ていました。

常念乗越に戻り、コーヒータイム。
下山は当然、尻セード全開で一気に下りました。

3日間の好天に恵まれ充実した山歩きとなりました。
燕から常念の縦走はある程度、アイゼンワークが必要です。
今回は事前にトレーニング山行を行って望みました。
稜線の縦走なので天候も味方につけなければなりません。

興味のある方は是非、来年ご一緒しましょう!

自信のない方は燕岳のピストンがおすすめです。
雪山初心者でも合戦尾根を登る体力があればOKです。


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2010/5/3 (月)

GW山行 その3 燕岳~常念岳

トンネルと抜けると・・・

大天井岳
槍を正面に望む大天井岳です!


東天井岳付近
広々とした稜線を歩いていきます。
雪の大斜面はスキーヤーにとっては滑降のゲレンデとなり美しいラインを描いていました。


横通岳
常念小屋への下りは一気の尻セードでした。

(つづく)


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2010/5/2 (日)

GW山行 その2 燕岳~常念岳

槍ヶ岳を望む

見よ!槍ヶ岳の雄姿を!
右下に延びているのが北鎌尾根。


いざ出陣

本日も晴天。朝一で燕岳をピストンし、常念小屋を目指します。

やや風があり寒そうな皆さんです。
この時期、縦走路に向かうにはピッケル、10本爪以上のアイゼンは必携ですね。

大天井、穂高、槍

左端が大天井岳。
奥には穂高の吊尾根が見えています。


蛙岩

蛙岩(げえろいわ)です。

積雪期は岩の中のトンネルをくぐって通り抜けます。

岩の割れ目に入っていく感じ。わかるかな?
分からない人は行ってみましょう!

トンネルを抜ける

匍匐(ほふく)前進でトンネルを抜けます。
ザックの大きい人(幕営装備)の人はくぐれず巻いていました。


脱出成功

トンネルを抜けるとそこは・・・。

(つづく)


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2010/5/1 (土)

 GW山行 その1 燕岳~常念岳

GWは北アルプスの燕岳から常念岳へ縦走してきました!
遅ればせながら報告いたします。3日間天気に恵まれました。

燕~大天井間の稜線

合戦尾根からみた稜線です。
真ん中右の黒い塊が蛙岩(げえろいわ)です。

合戦の頭上部
2日前に新雪が降ったそうですが、ばっちりトレースがついています。
快適に高度を稼いで盛り上がってきます。

燕山荘キャンプサイト
燕山荘に着くとテントがぎっしり張られていました。

この時期、大きな雪庇が張り出しています。端のテントは大丈夫!?
小屋も満員で食事は4回戦でしたよ。
赤沼さん(小屋の主人)の名物・ホルンの演奏も聴けました。

残雪の燕岳
小屋の前から見る燕岳はいつ見てもかっこいいですね。

この時期の燕岳はアイゼンさえ履いていれば結構気軽に楽しめます。
6月くらいまで雪景色が楽しめますのでおすすめです。

縦走の続きはまた明日!


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