山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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2010/9/29 (水)

朝日連峰縦走!

東北の紅葉は美しい。
特に飯豊・朝日連峰のそれは圧巻である。

草原と笹とハイ松の緑の濃淡。そしてナナカマド、ミネカエデの紅葉。
絶妙のコントラストが周囲の風景によってさらに美しく際立つ。
豪華絢爛、錦秋の絵巻物である。

そして、陽光を浴びながら緩やかな稜線を楽しげに逍遥する私たち・・・。

そんな夢想をしながら山奥の民宿「朝日屋」を早朝に立つ。

大鳥池

泡抱ダムから大鳥池までの道は水筒が要らないほど、水に恵まれている。
いたるところに湧水があり、柄杓まで完備している。

日本有数の豊かなブナ林に癒され歩く。

大鳥池は伝説の「怪魚・タキタロウ」が棲むといわれる有名な湖。

「タキタロウ」とは体長が2~3mあるといわれる大型魚。

タキタロウが登場する最も古い文献は、松森胤保『両羽博物図譜』(1885年)で、
「大物ヲ瀧太郎ト云 五尺計ノモノ大鳥川ヨリ流レ来ルコト有ト聞ク」という記述がある。

「釣りキチ三平」にも登場し一躍有名になった。

十数年おきに「タキタロウ」と思われる怪魚が捕獲されたという話題があり、
食べるのに4日かかったという話もある。

イワナ説、ソウギョ説、イトウ説、ヒメマス説などがある。

いずれにしてもロマンあふれる場所なのである。

道標
大鳥池の手前にある道標。
見やすさはともかく遊び心があって楽しい。

上部が欠けているのは熊さんによるものだろう。
熊さんは道標の類をよくかじる。
一説によると塗料のにおいが気に食わない(好き?)ためとか。

以東小屋が見える!?
急登を過ぎると広大な景色が開けてくる。
本日の目的地の以東小屋が小さく見えている。

まだ道のりは遠い。しかしここからは快適な稜線漫歩である。

イワインチン
これは「イワインチン」という花。

オヤマリンドウ、マツムシソウ、ミヤマアキノキリンソウなどが
まだ秋の名残を見せていた。

朝日連峰縦走路
以東岳の山頂に立つと朝日連峰の長大な稜線を望むことができる。

一番奥に見えるピラミッド状のピークが明日の目的地「大朝日岳」。

果てしなく思える距離も一歩の積み重ねで確実に近づくのだ!
そう言い聞かせながら歩く。

キツネの穴へ…
調子がいいので皆さんを鼓舞して狐穴小屋まで足を延ばす。

秋風にそよぐイネ科の植物(名前はわからんけど)。
のんびりした風景に心ものんびり。

狐穴小屋(通称キツネ)は水場が小屋の目の前にあり、
トイレも水洗で清潔。雲上の別荘と呼ぶにふさわしい。

以東岳を背後に歩く
以東岳を背後に歩く。堂々とした山容である。

もうお気づきかと思うが全く紅葉していない。
なんでも今年は半月遅れとか。しかもナナカマドは8割がた枯れてしまっている。

西朝日岳山頂
いよいよ目的の大朝日岳が目前に近づいてきた。
ここは西朝日岳山頂。

相模山から大上戸山
これは相模山から大上戸山への稜線。

朝日連峰の主稜線から派生する枝尾根であるが、一つの山脈の風格がある。
障子ヶ岳から寒江山、相模山、大上戸山を経て三面ダムへ下れば充実の縦走となろう。

大朝日小屋に泊まる。昨日頑張ったおかげで余裕の到着。
ここまで来ると登山者も多い。

翌日は期待に反して強い雨。
御影森コースから中ツル尾根コースへ変更して朝日鉱泉へ向かう。

手打ちそば
朝日鉱泉の美味しい手打ちそばに舌鼓を打つ。

ここはいつ来ても落ち着いた雰囲気で心も体も暖まります。


秋の朝日連峰縦走。紅葉はまだだったけど、静かで充実した山歩きを楽しめました。


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2010/9/27 (月)

ベーグルの紙袋の中は空っぽに

休日に私のクライミング仲間の個展へ行ってきました。

画像の説明
渋谷の住宅街の一角で開かれていました。
山屋さんにはパタゴニアの近くといったほうが分かりやすいかもしれません。

画像の説明
独特の空間が広がります。
自作の小説の世界が表現されています。

画像の説明
山ばかりではなく、たまには芸術にふれるのも良いですね~。

「人生は幅で勝負しなくちゃ!」とある人が言っていました。

山ばかりでは、まさにお山の大将になってしまいかねません。


帰りにベーグルが食べたくなったのは言わずもがなです。


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2010/9/25 (土)

黒戸尾根から早川尾根継続! その3

御来光
御来光を5:40くらいに拝んで勇躍出立!

実はここから黒戸尾根がさらに角度を増し、岩を林立させる真の急登となるのである。

八合目
八合目御来迎場。赤石沢奥壁が荒々しい。

ちなみに御来迎とは。
浄土に生まれ変わることを願う念仏行者などの臨終に際して、弥陀(みだ)三尊などの仏菩薩(ぼさつ)が迎えに現れることを敬っていう。高山などで見られるある状況下の日の出や、それに伴う神秘的な景観を、御来迎、御来光、御光などとよんで、拝む習慣もある。

画像の説明
山頂はガスに覆われて姿を見せない。
赤石沢奥壁が荒々しい。

画像の説明
高度感のある登りが続く。足元には谷底まで広がる空間がある。

画像の説明
6m以上あるであろう大岩に突き刺さる銅剣。
この尾根に無数にある石祠や仏像、銅剣などが往時の信仰の篤さを伝える。

ウラシマツツジ
白砂の花崗岩にウラシマツツジが燃えるように赤く紅葉している。

鳳凰三山
強風とガスの甲斐駒山頂からわずかに下ると、正面に鳳凰三山が大きい。
その向こうに富士山が控えめに顔を覗かせている。

甲斐駒
山頂を覆うガスがものすごいスピードで流れていく。
風速は10m~20mといったところか?

厳しさとともにある山は美しい。

画像の説明
甲斐駒から仙水峠まで約700m下り、再びアサヨ峰まで550m登り返す。
途中の栗沢山からの甲斐駒と摩利支天の岩峰は神々しく圧倒的な存在感がある。

「ほんとは畳二畳の大きさのつもりだったんだけどね…」
栗沢山山頂で甲斐駒を描く仙人。
畳一畳ほどの大きな絵を墨で描いている。

「集中してるから話しかけるな!」
彼から話しかけてきたので、こちらが質問を返すと・・・。
「いま集中してるから、話しかけるな!」とのこと。
仙人は奥が深い…。

画像の説明
栗沢山からアサヨ峰へ向かう稜線は岩稜のアップダウンで面白い。
途中のボルダ―で結構遊べるので大岩は巻かず、直登していくと楽しい。

早川尾根
富士山まで歩いていけそうな尾根。
緩やかに見えて以外にアップダウンがある。

早川尾根小屋
ようやくたどり着いた早川尾根小屋での憩い。
本日の行動時間は11時間。

飾り気のない昔ながらのシンプルな小屋。
30年前にタイムスリップします。

お料理はおいしく絶品でした。

ほうとう
翌日は夜叉神峠を目指すつもりだったが、荒れた天気のため、広河原峠より下山。
甲府の駅前でほうとうを食べてほっと一息。

お疲れ様でした!!


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2010/9/24 (金)

黒戸尾根から早川尾根継続! その2

登山口である竹宇駒ケ岳神社を6:30に出発。
はじめは登りやすい道をジグザグ登る。

4時間も登ると第一の難関「刃渡り」である。
地図には「足元が谷底までそぎ落ちている」と書いてある。

刃渡り
足元に注意して渡る。「おっとっと」。風が強い。

画像の説明
急登の真価をいかんなく発揮する尾根。

五合目を過ぎるとこんな梯子の連続となる。
垂直の梯子は意外と疲れるもんだ…。

ムラサキシメジ
途中でキノコをゲットしパワーアップ。
晩飯のお鍋に投入しました。

14:30くらいに七丈小屋へ到着する。
ストーブがガンガン焚かれあったかい(夜通し)。

(その3へつづく・・・)


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2010/9/23 (木)

黒戸尾根から早川尾根継続!

去年の6月。日向山の奥にある倉掛山に登った。
そこは甲斐駒ケ岳の展望台として名高い(一部の人たちにとって)。

深く切れ込む尾白川渓谷を挟んでそびえる甲斐駒は大きく、長大な尾根を
甲府盆地へと落としている。

我々は思った。

「あれを登らねばならない!」

そして一年余をして我々はその尾根の末端に立ったのである。
日本三大急登に数えられる黒戸尾根は標高差においても日本屈指である!


黒戸尾根は東京を朝出発しては七丈小屋までたどり着くのは難しいので
初日は麓の尾白川渓谷を探索する。

千ヶ淵
千ヶ淵。周りに人がいなければ思わず飛び込んでしまっただろう…美しい。

尾白川の水は澄んでいる。深い釜(滝の下がえぐれて深くなっている所)や
淵(深く流れがゆるやかな所)は鮮やかな緑色をしている。

神蛇の滝
神蛇の滝。西沢渓谷の七ツ釜五段の滝を彷彿とさせる。
尾白川渓谷の白眉。

不動滝
不動滝。落差は30mほど。写真中央下部に人がいるのでそのスケールが知れよう

ハイキング道とは思えないアップダウンの高巻き道。高度感もあります。
でも歩いている人々は軽装の方ばかり。
侮れないのでこれから訪れる方は気合入れて望んでください。

探索後は道の駅でジェラートを食べて明日への英気を養う。



(その2へつづく・・・)


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2010/9/19 (日)

仲秋の名月

仲秋の名月は9月22日に見られるそうですよ。

ところで「中秋の名月」「仲秋の明月」があるのを知っていますか?

「中秋」は旧暦8月15日のこと。「仲秋」は秋の間の3か月(9月~11月)のこと。
ですから皆さんがお月見をしてお団子を食べるのは中秋の名月です。
まさに一年で一番見事な「名月」です。
また秋の月は明るく輝いてますので「明月」なんですね~。

これは「口頭」で説明しても理解するのが「高等」です。

今のところの予報(19日夜現在)では何とかお月見できそうです。


月に関しては様々な人が歌を詠んだり俳句にしたりしています。
せっかくの明月の季節なので折に触れて紹介したいと思います。

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山の端に いさよふ月を 出でむかと 待ちつつ居るに 夜ぞ更けにける (万葉集)


天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ  (柿本人麻呂・万葉集)


世に知らぬ 心ちこそすれ 有明の 月のゆくへを 空にまがへて  (源氏物語)



名月を 取てくれろと 泣く子かな  (一茶)



月ぞしるべ こなたへいらせ 旅の宿  (芭蕉)



独り月に向かって歌を詠む。傍らに酒でもあればあなたも風流人の仲間入りです。
でも周りに人がいると怪しまれます。職務質問もされるかもしれません。
くれぐれもアミノ酸の入った袋など持ち歩かないように…


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2010/9/16 (木)

薬師岳縦走

変わりやすい秋空の下、室堂~五色ヶ原~薬師岳~折立と縦走してきました。

カメラは忘れたので写真はありません。
掲載のものは他の山の写真でイメージです。

やや天気に翻弄された感じもありますが、この季節は仕方ありません。
天気との駆け引きも登山の楽しみの一要素かもしれません。
おかげで静かな山旅ができました。

アキノキリンソウ

            1日目:扇沢よりアルペンルート経由で室堂へ。ガスっていたが雨はなし。

            2日目:前夜より風雨が強い。風速は15m~20mくらい?
                午後から回復の予報であったが、結局回復せず。出発準備を整えて
                待機したが、停滞の判断を下す。一ノ越山荘の「岳人」を読みあさって一日を過ごす。
                しかし、一ノ越山荘のスタッフの感じのよさは素晴らしく、居心地が良い◎

オヤマリンドウ

             3日目:今日は昨日の分を取り返す為、二日行程。10時間のロングコース。
                 早朝、富士山や槍ヶ岳を遥かに望む。
                 竜王岳、鬼岳を巻き獅子岳、鳶岳、越中沢岳、スゴノ頭を越えていく…。
                 アップダウンの連続。とくに後半は急な登り下りがつづく。

                 「近くて遠いはスゴの小屋」とはよく言ったものだ。
                 予定通りに5時出発、16時小屋到着となった。
                 みなさん頑張りました。

              4日目:今回で一番の天候。周囲の山々がすべて見渡せました。
                  眼下には碧い水が光る黒部川上の廊下。
                  大きな薬師岳を越え、木の香りがただよう新築の薬師岳山荘でランチタイム。       
                  ここはメニューが豊富で、うどんだけでも5種類くらいあります。
                  なかでも「あんみつ」が評判らしい。

シロバナノミヤマママコナ

              5日目:朝から雨。途中から大雨。
                  沢下り状態で10時に下山しました・・・が!

                  飛行機は19時半!
                  ゆっくり温泉に入り、昼飯を食べても時間が余りすぎる!…ということで。

                  協議の結果、観光へ!
                  まずは「白エビせんべい」で有名な「ささらや」でせんべい工場見学とせんべい焼き経験。
                  やっぱり焼きたてはうまいですね~。

                  そして、地元で評判の回転ずしへ。
                  どのネタも新鮮で絶品でした。「ノドグロ」食べたことあります?

                  なんだかんだで満喫してきました。


悪天時の行動判断はガイドの重要な仕事ですが、いつも非常に悩みます。

いろいろな要素を検討しなければならないからです。

その日の行程。行動時間。危険個所の有無。エスケープルートの有無。天候の推移。
メンバーの人数と力量、経験値。装備。モチベーション。
その他もろもろすべてを考慮して決断を下さなければなりません。
いつもはげそうになります。
なにしろお客さんの命をあずかっていますから!

今回はゆとりの行程であった為、停滞分を1日で取り戻すことが可能であることと、
天候は回復し、涼しく歩き易いコンディションになるだろうとの予測で、
少々長い行程でも行けると判断しました。

いつも「安全」と「登らせてあげたい」という葛藤の中で悩んでいます。


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2010/9/10 (金)

乾徳山 旗立岩中央稜!

日帰りアルパインクライミング!?ということで
鎖場のある山としてハイカーに人気の乾徳山の岩場へ行ってきました。

乾徳山の頂上付近には小さいながらロケーションに恵まれた岩場があります。

画像の説明
下降点のテラスから旗立岩中央稜を偵察します。(取りつきは裏側で見えない)

右のスカイラインが中央稜。
ミニ滝谷と呼ばれるだけあって結構迫力あり。やや怯みます。

狭くて、ぼろくて、やぶっぽいルンゼを懸垂し薮を漕いでうろうろして取りつきへ…。

画像の説明
久しぶりのアルパインはグレード×2の難易度に感じます。
簡単、簡単と思いながらも体はスムーズに動きません。
しかも1ピッチめが核心。まあ行っちゃえばなんてことないんですが。

画像の説明
終了点でガッツポーズ!

2ピッチ目以降がⅡ~Ⅲ級程度で少々だれますが、山頂も見えたりして眺めはグッド。
3ピッチでほぼ終了。なぜか最後だけきれいなペツルのアンカーが打たれていた。


画像の説明
次第にガスも晴れてきて、雲海が広がります。

画像の説明
登ってきたルートを眺めて、しみじみ思います…。


3倍くらい長かったらな~。

でも短いながらも楽しいクライミングができました。
実際、取りつきを見つけるのが核心でした。

しかしながら、山道を歩いてのアプローチ、山頂付近でのクライミング、
大展望のロケーション、高度感などアルパインクライミングのエッセンスが
凝縮されたお手軽日帰りアルパインという感じでいいルートでした。

三つ峠でトレーニングもいいですが、こちらのほうが、より実践的かもしれません。


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2010/9/5 (日)

栂海新道縦走!

北アルプスの3000m級の稜線から0mの日本海まで下降する
日本屈指の本格縦走路。栂海新道を縦走してきました!

このルートの難しさは必ず避難小屋に泊まらなければならない事(トレイルランナーを除く)。
そして水場が細く水分計画をしっかりとしなければならない事(特に後半は暑いので普段よりはるかに水分が必要になる)。

画像の説明
目指すは日本海。親不知海岸。

                    1日目:大宮=越後湯沢=糸魚川=泊=小川温泉(泊)
                    2日目:小川温泉=北又登山口…イブリ尾根…朝日小屋
                    3日目:朝日小屋…朝日岳…長栂山…黒岩平…犬ヶ岳…栂海山荘
                    4日目:栂海山荘…白鳥山…坂田峠…尻高山…親不知=大宮

カライトソウ
急登の続くイブリ尾根。
イブリ山を過ぎると傾斜も緩み歩き易くなる。

夕日ヶ原は広大なお花畑の広がる。気持ちのいいところ。

カライトソウが一面を覆って風に揺れている。

チングルマ
綿毛になったチングルマ。
ひと月前は壮観であったろう。
これほどの群落は北アルプス屈指である。

朝日平
朝日小屋は食事にこだわりありの素敵な小屋です。
周りにはお花畑の広がる安らぎの立地。もちろん日当たり良好、おすすめの物件です。

頸城山塊
朝日岳直下より頸城山塊を望む。
左が焼山、火打山。真ん中、妙高山。右、高妻山。

照葉の池
照葉の池。池の形をよく見てください。

長栂山
さわやかな青空。風は強し。

白鳥山方面
雲海へと続く縦走路。栂海山荘より北部展望。

ここから先がつらいところ。

ゴーーーール!!!
栂海新道の終着点の親不知。

最後までアップダウンの続くハードなコース。
歩ききった達成感はほかのルートでは味わえないものがある。

途中の写真がないのは、連日の猛暑で行動食が傷んだのか私のお腹の調子が
最悪でヘロヘロだったからです。
急に無口になったから感づかれたかな?

親不知
荒波のよせる親不知海岸。

来年は元気にゴールインできるようにリベンジしたいと思ってますので、
是非、ご一緒しませんか?
今から受け付けます!(日程は未定ですが9月です)

今回、サポートしてくれたデナリのミツ君ありがとうございました。
非常に頼りになりました! またよろしく!!


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2010/9/1 (水)

湯俣川下降!!

黒部川上ノ廊下を源流まで遡行し、三俣山荘で昼食。
ひと時の安らぎ。
三俣山荘
ここちよい疲労感と満腹感、適度な気温。
すべてそろうと人は皆、こうなります。

鷲羽岳
鷲羽岳の基部からガラガラの水のない弥助沢を下っていきます。
すこし下ると水流が現れ、歩き易くなっていきます。

樅沢を合わせると沢らしくなっていきます。

この沢は幕営適地に乏しいのが難点。
予想よりも遠かった・・・。

硫黄尾根
最終日の本日も快晴!
結局全日、全行程晴れっぱなし!
夕立もこなかった!

荒々しい硫黄尾根を正面に望みます。

湯俣川
次第に大きくなっていく沢。
硫黄沢、赤沢と合流してきます。

ここまでは順調な行程・・・でしたが!


なんとここで遭難者を発見!!

写真右の大岩の下に3日間いたそうです。
食事も4日間食べていない。

さらに驚いたのが遭難してから13日目とのこと!
よくぞ生き延びていました。

食糧の予備をたくさん持っていたそうです。
大きなけがもなく見た感じは元気そうでした。

リーダーが湯俣山荘まで救助を要請しに駆けて、我々より先にヘリで搬送されました。

湯俣川
湯俣川は次第に両岸の狭まったゴルジュ帯へ突入します。

渡渉を何度も繰り返し、進みます。
崩壊地も多く気が抜けません。
辺りは硫黄成分の影響で草木が全く生えていない殺伐とした風景。

湯俣温泉
徐々に温泉のにおいがしてきて、周辺の岩からお湯が噴き出てあたりの様子が変わり始めます。

写真のような墳湯丘が現れだすと湯俣山荘は近く、
山荘からは平坦な登山道と林道をひたすら歩くのみ、

充実の5日間となりました。


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