山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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2012/9/17 (月)

剱岳

少し前ですが、剱岳に行ったご報告です。

今回は別山尾根からの往復でした。

剱岳は一般ルートの別山尾根、早月尾根と
バリエーションルートの北方稜線、源次郎尾根、八ツ峰、長次郎谷などがあります。

通常ガイド登山ではこれらのバリエーションをご案内することが多いのですが、
今回は岩場の苦手な方々。

剱岳に登ることに不安を感じていたので、ガイド依頼がありました。

夏前から、妙義や両神でトレーニングを積んできました。

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アタック当日は生憎の雨。

前剱まではレインウェアの上着のみでしのげる程度でしたが、その後は強く降ったりもしました。

途中戻ろうかとも考えましたが、前剱まで来ていてあと一息だったのと、
ショートロープで危険個所は常に安全確保していることから挑戦しました。

山頂は貸切でしたが、寒かったので早々に下山。

帰路の難所、カニのヨコバイでは風が吹き上げ、雨が下から降ってくる過酷な条件でしたが、気合でクリア。

ロープでの確保なしでは当然無理な条件でしたが、こういう時のガイドでもあります。


これが、ガイドなしであったら、確保なしで一か八かの下降を余儀なくされます。

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翌日は嘘のような晴れ間。

予報ではあまり良くなかったので、雨の中のぼったのですが…。


帰路は別山北尾根を登り剣御前へ。

別山北尾根は超入門のバリエーションルート。

剱岳をバックに気持ちの良い岩尾根を登ります。

最後に美しい姿を見せた剱。

また来たいと思いました。


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2012/9/15 (土)

BANFF Mountain Film Festival in Japan 2012

今年もやってきました!!

BANFF Mountain Film Festival in Japan 2012とは

世界最高のアウトドア映画祭であるバンフ・マウンテンフィルムフェスティバル。
毎年11月にカナダ・アルバータ州で開催されるこの映画祭は、本年で37年目を迎えます。

世界中から応募された250本以上の作品の中からグランプリおよび受賞作品を選出。
その中から厳選された作品がワールドツアーにて、世界6大陸32ヵ国で上映されます。

      

素晴らしい作品が目白押しです。

大迫力と美しい映像。

一見の価値ありです!!


東京での上映スケジュールはこちら!!

開催日 10月5日(金)/6日(土)/7日(日)/8日(月・祝)
会場 ゲートシティー大崎 ゲートシティーホール(B1)
収容人数 416席
開催時間/上映プログラム ■10月5日(金)/7日(日)
[プログラムA](12:30開場・13:00上映)

・Reel Rock: Origins-Obe & Ashima
・All. I. Can: The Short Cut
・Chasing Water
・The Freedom Chair
・From the Inside Out
・Cold

[プログラムB](16:30開場・17:00上映)

・On Assignment: Jimmy Chin
・Ski Bums Never Die
・Spoil
・Blue obsession
・Reel Rock: Race for the Nose
・Solitaire

■10月6日(土)/8日(月・祝)
[プログラムB](12:30開場・13:00上映)

・On Assignment: Jimmy Chin
・Ski Bums Never Die
・Spoil
・Blue obsession
・Reel Rock: Race for the Nose
・Solitaire

[プログラムA](16:30開場・17:00上映)

・Reel Rock: Origins-Obe & Ashima
・All. I. Can: The Short Cut
・Chasing Water
・The Freedom Chair
・From the Inside Out
・Cold


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2012/9/12 (水)

竹村新道~読売新道

湯俣からの長い急登を経て、森林限界へ登り詰めるといつしか雨が降り出していた。


高瀬川の上流を詰めていくと、槍ヶ岳を源とする水俣川と鷲羽岳を源とする湯俣川が出合う場所に湯が沸いている。

そこが湯俣温泉である。


湯俣からはかつて北鎌尾根へ至る道があり、吊り橋も架かっていたがすべて崩壊している。

三俣山荘へ延びる伊藤新道も同様である。

ひなびた湯俣温泉・晴嵐荘はかつて賑わいを見せたであろう面影を残しているが、
対岸にある湯俣山荘は長く休業中である。


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南真砂岳では「オヤマソバ」燃えるような色づきを見せていた。

周囲には埋め尽くさんばかりの「クロマメノキ」が実を膨らませている。

9月も半ばの雨は冷たく、吹き抜ける風と共に体温を奪う。

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湯俣川まで一気に崩壊したザレ場を過ぎると稜線が見え出し、
硫黄尾根や北鎌尾根を従えた槍の穂先が雲間から顔をのぞかせた。

周囲の山々も次第に姿を現し、天気の好転を予感させる。


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未明に水晶小屋を発ち、水晶岳の山頂で日の出を迎える。

北アルプスの中心ともいえる、この頂での朝日はいつにもまして輝き、美しい。

目指す赤牛岳へ向かう稜線はどこまでものびやかに続いている。

振り返ると水晶岳が大きく、その傍らに槍ヶ岳が静かに存在を主張していた。

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赤牛岳の山頂より薬師岳を望む。

幾つものカールは氷河期の遺産。

深田久弥の言葉を借りれば「ただのっそりと大きいだけではない、厳とした気品を備えている」。

その稜線を歩いた日のことを思い起こす。


ここから長い読売新道を黒部川の谷底まで下って行く。

コースガイドには「苔、泥、木の根で滑りやすい」とあるが、まさにかくのごとしであった。


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奥黒部ヒュッテからの高巻き道は、意外と侮れない。

さながら空中を行く遊歩道である。

道を整備している方々にほとほと感心せざるを得ない。

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「平ノ渡し」ではまさしく渡し船を待つ。

船は4時間に一便ほど。一時間ほど待って乗船。

ひと時の遊覧気分を味わうと、再び苦しい道のりが黒部ダムまで続くのであった…。


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2012/9/4 (火)

清津川釜川右俣

仕事の合間を縫って、新潟県は津南にある清津川へやってきた。

苗場山の北に位置する、霧ノ塔~小松原湿原に源を発する川である。

ここには「三ツ釜の大滝」という名瀑がある。

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入渓点は取水口であるが、ミスジャッチでかなり手前から入渓!!

いきなりの懸垂下降(空中)×2

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最後はテラスから「飛込み→泳ぎ」で入渓!!

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泳いだり、へつったり、飛び込んだり、またいだりして進む。

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ゴルジュを抜けると明るい空間が…

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名瀑「三ツ釜の大滝」である。

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大滝の2段目、左壁を登る。

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大滝以降も綺麗な淵が続く…。

思わず泳いでしまう。

横沢右俣へ入り、その後さらに右沢に入ると…。

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平凡かと思われたが…最後の大滝60mが現れる!

2ピッチのやさしい登攀でクリア!!

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稜線に抜けると、のどかな小松原湿原が沢の疲れを癒してくれる…。

そして、下山の林道歩きは沢の疲れを倍増させてくれる…。


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2012/9/1 (土)

初めての北アルプス

山登り初心者。北アルプスは初めて、という方々と燕岳から常念岳を歩いてきました。

スイカを食べて、ホルンを聴いて、定番コースですがやっぱり素晴らしい!

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山頂からのご来光や大パノラマの縦走は人生初めての経験。

大人になってからも味わえる、心からの感動があります。

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自然と笑みがこぼれて、「わーい!」と叫んでしまいます。

子供に戻った気分。

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朝はガスっていても歩き出すと晴れてきた!!

間近!?に見える山頂をめざして!!

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途中、「ブロッケン現象」も出現!!

神様からの祝福。はしゃぎまくって手をふりまくる。

でも通りすがりのおばちゃんは意外と冷静。

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山頂でしか見れない景色がある。

登ってきたものにしか味わえない感動や達成感。

槍ヶ岳も顔を出して祝福してくれてました。


でも「寒くないの!?」


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