山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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2013/10/9 (水)

鳥甲山

秘境秋山郷の奥にそびえる鳥甲山は第二の谷川岳と呼ばれる険しい山容を持っている。

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台風接近が危ぶまれ強風の中での出発となったが、
稜線でも木立に遮られさほど風の影響は受けなかった。

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白嵓の岩場は岩が脆く慎重に登らなければならないが、手掛かりは豊富。

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目指す鳥甲山の山頂手前ではカミソリの刃の難所が待ち受ける。

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両側が切れ落ちた稜線を通過する。

時折吹き抜ける風が体を揺さぶった。

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険しい山容に似つかわしくない穏やかな山頂を辞すると、急峻な下りが待ち受けていた。


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2013/10/8 (火)

苗場山から佐武流山へ

星降る中、山小屋を発ち苗場の頂上台地の末端に差し掛かる頃、
東の空が朱く染まり陽が登ってきた。

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辺りの笹ヤブは朝露に濡れ、先頭を歩くものにとっても辛いが、
これもまた季節の移ろいを感じるものである。

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山の端から溢れだした陽の光が、ナナカマドを一層紅く染め上げる。

この季節にしては寒くなく、風もなく穏やかな朝だ。

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赤倉山まではきちんと笹が刈られていたが、ナラズ山までの間はだいぶ笹が伸びている。

ここのような本当の山奥では、刈払いも容易ではない。

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ナラズ山から振り返ると、苗場山がいつもの姿で横たわっていた。

周囲を見渡すと名も知れぬ山々がどこまでも広がっている。

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ナラズ山を過ぎると笹も勢いを減じて、大分歩きやすくなった。

水無尾根を合わせると傾斜も緩み道も良くなる。

静かな山頂では東の谷川岳方面のみが開けていた。

ただ爽やかな秋の風が吹き抜けていた。


ワルサ峰への登り返しがきつかった。
下降路の水無尾根は急峻で歩きにくい道が続いた。

檜俣川を渡渉して林道までの登り返しも苦しかった。

最後の林道歩きも長かった。

切明温泉の湯が疲れた足を癒してくれた…。


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2013/10/2 (水)

中央アルプス・大島山~念丈岳~烏帽子岳

日本海側の雨を避けて、かねてより気になっていた中央アルプスに開かれたというルートをたどってみた。

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中ア南部の念丈岳より派生する大きな尾根で大島山、本高森山、吉田山と高度を落としている。

念丈倶楽部の方々が、苦労の末切り開いた登山道でまだ昭文社の地図には反映されていない。


このコースの素晴らしいところは尾根の途中に素晴らしい水場が2ヶ所あるということだ。

今回は天幕を用いてゆったりと静かな尾根道を堪能することとした。

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飯島カントリークラブの奥の登山口より緩やかで歩きよい登山道をたどる。

良く刈り払いされており、快適な道だ。

ただ、変な蟲が糸を引いて無数にぶら下がっているので相当鬱陶しかった。

東面の開けた本高森山を過ぎると、刈られたばかりの笹の中の道となるがまだまだ快適。


大島山への最後の急登を過ぎると清水平と呼ばれるところから少し下ったところに湧水があってこれを汲んだ。

清水平は快適なテン場となっていたが、展望を得るために重くなったザックを担いで山頂へ向かった。

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狭い山頂部であったが、ぎりぎりテントを張れる場所を確保した。

広い眺望に夜景も見れる絶好の場所である。

夜には天の川が広い空に横たわっていた。

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途中で採ってきたキノコを鍋に投入したらかなり美味であった。

今年はキノコの当たり年のようだ。

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翌朝、南アルプスの方から朝焼けとともに太陽が昇り当たりの山々を浮かび上がらせた。

ここにテントを張ってやはり良かった。

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枯れ木の林立する場所から目指す念丈岳を垣間見ることができた。

樹林帯と笹原を繰り返す変化のある道。

この地方でナギと呼ばれる白砂のザレ場が現れ吹き上げる風が心地よかった。

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念丈岳は遮るもののない展望で、青い秋の空がまぶしいほどに広がっていた。

澄んだ乾いた風が吹き抜けて、稜線に近い場所は赤く色ずきはじめていた。
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長く大きく続く南アルプスと笹に覆われたたおやかな中央アルプス南部の山々。

いつもとは違った形を見せる越百山や南駒ヶ岳、仙涯嶺。

間近に見える安平路山が穏やかな表情で我々を呼んでいるように思われた…。


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