山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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2015/4/22 (水)

大峰奥駈道 その1


紀伊半島を縦断するように走る大峰山脈を縦走する大峰奥駈道は全長100キロにも及ぶ修験の道。


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奥駈道は桜で有名な吉野の金峰山神社から始まる。


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数百年前もここから修験者は歩き出したのだろう。


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西行法師が数年、起居したといわれる西行庵はヤマザクラの美しいところだった。


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ずいぶんと険しそうにみえるが、イラストの縮尺の問題で実際は緩やかな道が続く。

大天井岳の直下だけはかなりの急騰で汗をかいた。


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山上ヶ岳は日本で唯一、女人禁制を残す山。

結界から先は男性しか立ち入ることは適わない。

私たちはここで洞川温泉へと一度下ることとする。


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ここで涙をのんだ女性たちが数多くいることだろう。


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吉野の桜は終わっていたが、山麓の山桜は見ごろをむかえていた。


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春ならではの美しいコントラストに魅了された。


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2015/4/11 (土)

滝戸山

今日は甲府の南にある滝戸山へ行ってきました。

朝は雨でしたが、歩き始めるころにはほとんど雨具が要らないほどでした。

山にはヒトリシズカ・イカリソウ・カタクリ・ニリンソウ・ミツバツツジ・シュンラン・アケボノスミレ・スミレサイシンなど咲き始めていました。

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下りの道にはこんな立派なものが落ちていました!

鹿の角は春先に落ちて毎年生え変わるそうです。

ちなみに私は珍しいカモシカの角を拾ったことがあります。


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2015/4/10 (金)

粟ヶ岳


越後の名峰・粟ヶ岳。

他県の岳人からの知名度は低いが越後の人にとっては知らぬものはないかもしれない。


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山容は泰然としてゆるぎなく、雪国に根を下ろす越後の人の姿を思わせる。

越後平野の奥にどっしりと構えて、威厳がある。


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雪解け水を集める五百川の源流から急峻な八汐尾根を登り詰め、
大きなブナの立ち並ぶ林を抜けると一気に遮るものがなくなる。

雪に覆われたゆったりとした尾根が山頂へ向けて一筋に伸びていた。


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南に目を向けると大きな守門岳が長く緩やかな裾を広げて悠々と存在を誇示している。


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春の雪は適度に締まって、快適に高度を稼ぐことができた。

風も穏やかで天気もどうにか持ちそうだった。


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途中、尾根の両側が崩れわずか50㎝ほどの幅の雪の橋を渡る場所は緊張させられた。

高さは6mほどあるし、なんとなく下の方はえぐれている。

あと数日暖かい日が続けば崩落してしまうだろう。


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山頂直下の稜線に出るといままで隠されていた背後の山々が眼前に一挙に展開する。

下田山塊・川内山塊から奥只見、南会津の山々である。


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山頂は地面が露出していた。

西に目を向けると頸城山塊が空に溶け込むように茫洋とたたずんでいる。

海岸線の向こうには大きな佐渡島がかすんで見えた。


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昨年、登ることができなかった青里岳や矢筈岳へ続く稜線が誘うように続いている。

豊富な残雪が道なき山々に多くの道筋を示しているようだ。

渓筋には夏の終わりまで多くの雪渓を残すことだろう。


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山頂を後にして、芽吹きの始まりつつある尾根道を下る。

途中、朝は開いていなかった春の花々が一つ、また一つと開き始めていた。


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2015/4/9 (木)

猿ヶ城


残雪豊富な越後の山へ足を運びました。

三条の市街では雪のかけらもありませんが、山懐に入っていくとまだまだ田んぼにもたくさんの雪が残っていました。


目的の山は八十里越え街道の入口にある番屋山でしたが、今年は雪が多かったためか登山口まで入ることができませんでした。

ふと見上げるとあたりの山々にも残雪を利用して登ることができそうでした。

調べると猿ヶ城という山がありゆるやかに長い尾根をこちらへ誘うように延ばしているのでした。


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取り付きこそ急でしたが、尾根に上がると歩き易い登りが続いています。

残雪が藪を覆って道なき尾根でも自由に歩くことができるのです。


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一つのコブを越えると次のコブが現れるといった様子で山頂にはなかなかたどり着きません。

春の雪は締まっていてワカンを履かなくても歩くことができます。

ところどころ日当たりのよい場所には春の花が開き始めていました。


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猿ヶ城の山頂からは下田山塊の山々を望むことができました。

道なき山々が延々と続いています。

思えば昨年、粟ヶ岳から矢筈岳への縦走を試みましたが悪天のため敗退したのでした。


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猿ヶ城の尾根の先には真っ白な稜線をもつたおやかな守門岳が大きく存在を誇示しています。

このまま歩いていきたい衝動を覚えましたが、今宵の宿となる越後長野温泉の誘惑に勝つことはできなかったのは言うまでもありません。


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標高をわずかに下げるだけで足元に多くの雪が残っているというのにブナの芽吹きが始まっていました。


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宿へ向かう道から明日登る粟ヶ岳が辺りの山々を従えるように堂々とした姿を見せてくれました。


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