山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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2015/10/28 (水)

研修&クライミング


八ヶ岳ガイド協会の研修が小川山で行われた後に、協会の仲間と瑞牆にて新しく拓かれたマルチピッチルートに行ってきました。


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よくぞ見つけた!と言いたくなるような秀逸なピッチの連続でした。


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特に核心部の5ピッチ目の岩は硬く美しくスケールもあって三星。


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眺めも最高。

落葉松の紅葉が美しかった。


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少々、ラインを間違えて右往左往しましたが、無事に全ピッチオンサイトに成功!


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核心を越えた後のテラスはとてもよい居心地でした。


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最終ピッチもしっかり登ってピークに立ちます。


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秋の乾いた岩と澄んだ青空の下、気持ちの良いクライミングを楽しむことができました。


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2015/10/24 (土)

浅草岳から鬼ヶ面山


浅草岳は二百名山に選ばれる所以もあってか大変多くの人に登られている。

そのほとんどが新潟県側からであり、アクセスの良さと山頂までの行程の手軽さによるものであろう。

それもそのはず福島県側の登山口のある只見へ首都圏から向かうには六十里越という険しい峠道を越えるか、
那須塩原から会津高原を延々と走らなければならない。


それでもなお浅草岳のお勧めの登路を問われれば福島県側の只見尾根以外の答えは浮かばないだろう。


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田子倉湖畔の登山口より只見川に沿った登山道をたどり、架橋を渡ると森閑としたブナの森へと導かれる。

その一つ一つが森の主足り得る大きなもので手つかずの森であることが窺える。


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周囲の紅葉も盛りで歓声をあげながら高度を稼ぐ。


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尾根を登っていくと遠く浅草岳の山容が望まれた。

その距離からこれから登っていく只見尾根の長大さが知れる。


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左手には浅草岳を越えて縦走する予定の鬼ヶ面山が険しい岩壁を従え屹立していた。


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南面だというのに未だ雪渓を残し、雪の際はまだ青々として鮮やかである。

辺りの紅葉と相まって独特の景観を作り出していた。


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堂々とした山容の浅草岳は南アルプスの巨峰群にも劣るまい。


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登り詰めるにつれ、尾根は痩せ、時折岩場も現れるようになった。


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痩せ尾根は大らかかな頂稜に吸い込まれ、やがて辺りが草原の様相となると頂上にたたずむ社はすぐそこであった。

澄み渡る秋の空が広がっていて山頂で憩う登山者には笑みが絶えない。

人々の暮らしや山を登る者たちの装備や服装はかわっても、ここは何十年も前から変わらぬ風景が残っている気がする。


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山頂直下の大草原は浅草岳の白眉で春には豊富な雪田を残すが、今は草紅葉が美しい。

強く冷たい風が雪の便りの近いことを予感させた。


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鬼ヶ面山へと続く縦走路は麓から見上げるよりもずっとアップダウンが多かった。

南面は鋭く切れ落ち、谷川岳の岩壁を思わせる。

山頂の賑わいもここにはなく、静かな稜線歩きを楽しむことができた。


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2015/10/23 (金)

会津朝日岳


会津朝日岳のことを知りたければ国土地理院の地形図・会津朝日岳を開いてみればよい。


そこには登山口にいたる林道が隅に記されているの以外の人工物の記載は登山道のみである。

建物、ダム、送電線などは一切なく、ただただ山々が広がっていて、標高だけが記されている。


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色づいたブナやカエデの急登りを抜けると会津朝日岳の山容をようやく確認することができた。


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叶ノ高手を越えると山頂直下の北壁スラブが目の前に飛び込んでくる。


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登山道は草付き交じりの岩場を急登していくが足元が悪く慎重な行動が必要だ。


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山頂に着くと付近を覆ていたガスも晴れて展望が広がった。


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どこか谷川岳を思わせる岩場を足下に見下ろす。


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山頂に置かれた山名盤には名だたる山々の名前が記されている。

これを見て心躍らない人はいないだろう。


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下山中の尾根から見下ろした名も知れぬ山々はどれも豪雪に磨かれて険しい岩肌をあらわにしていた。


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2015/10/22 (木)

蒲生岳


紅葉の盛りに只見の山々を訪ねました。


蒲生岳は会津のマッターホルンと呼ばれ標高こそ本物に及びませんが、存在感では負けておりません。


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登山口には駐車場やトイレが整備されていて、地元の方に愛されていることが伝わってきます。

霧雨もあがり見上げる山頂に登高意欲が俄然湧いてきます。


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ツタウルシの葉が林の中に鮮やかな色彩を見せてくれていました。


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岩場は紅葉に包まれまるで遊園地のようでした。

ここは鼻毛通しの分岐点。


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巻き道には目もくれず、正面岩壁ルートへ足を向けます。

厳しい鎖場と急峻な岩登りの連続です。


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一息ついて振り返ると只見川を見下ろすことができました。

背後にも蒲生岳に負けず劣らずのマッターホルンが!

マッターホルンの宝庫です…。

会津三大マッターホルンというのもあるくらいで恐るべし会津の山々。


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山頂は360度の大展望。

数えきれないほどの山々に囲まれています。


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道なき山々にいつか足跡を残す日はくるのか?

遠く矢筈岳や青里岳に思いを馳せます。


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下りは登りよりも急で痩せ尾根でした。

鎖にしがみついて一生懸命降りていきます。

足元も滑りやすくて油断がなりません。


最後に見たカエデの紅葉は浮かび上がるような明るさで、私たちの気持ちも軽くなったのでした。


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2015/10/16 (金)

晩秋の南八ヶ岳


天気の危ぶまれた八ヶ岳のトレーニング山行でしたが、
蓋を開けてみればとても良い天候となりました。


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八ヶ岳は山腹の紅葉が見ごろで、稜線は冷たい風が吹いていました。

落葉松だけが最後の輝きを見せてくれていました。


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明け方の冷え込みによって霜が降りていました。

昼近いというのに日陰では融けずに残っていたのです。


なんだか美味しそうなお菓子のようでした。


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赤岳からキレットを越えて権現岳を目指します。

不安定な石の積もった急な下りや、細い岩稜、長い梯子など沢山の経験を積むことができました。


全ての道が目標の頂へと続いているのです。


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秋の空は澄み渡って遠くの山々まで見通すことができました。


あと少しで山々は真っ白な雪と青い氷に覆われてしまいます。


山を駆け下りた紅葉は間もなく街へとたどり着く頃でしょう。


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2015/10/10 (土)

男山ダイレクトへ転戦


赤岳鉱泉泊まりで翌日、小同心クラック狙いでしたが
日曜日の天気が荒れ模様だったので日帰りできる男山ダイレクトへ転戦しました。


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すごく難しそうに見えますが、クライミング初心者が登山靴で登れるていどの難易度です。


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紅葉の始まった森をバックに快適なクライミング!

風の冷たさが秋の深まりを感じさせます。


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石を落とさないように気を遣いながら登るのも本チャンクライミングの練習になるかも!?


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バックには大きな八ヶ岳!!

広々とした空間が広がります。


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第三岩壁は短いながらも垂直に近い傾斜。

小さい人には厳しく感じるかも!


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最後は快適な岩稜を歩いて山頂へ。

一日を満喫するために天狗山まで縦走してフィニッシュ!


魅力的な新ラインも見つけたので今度行ってみようと思います!


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2015/10/8 (木)

和賀岳・真昼岳


奥羽山脈の中でも極めて原生の自然が未だ残されている和賀山塊。

気象条件の厳しさから森林限界は1000m程度である。


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移動日である初日は名勝・抱返り渓谷へ。

碧い水に紅葉が映えていた。


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回顧の滝(みかえりのたき)は一番の見どころ。

上段は水流が宙を飛んでいる。


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和賀岳へは高下登山口より一つ稜線を越えて和賀川の渡渉が必要だ。

秋の冷たい水流に身も心も引き締まる思い。


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急登をこなすと樹間より展望が開けた。

一瞬の光芒が鮮やかな紅葉を浮かびあがらせる。


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森林限界のコケ平へ達すると、冷たく厳しい風の洗礼を受けた。

太平洋を進む巨大台風の影響か。


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風に耐えながら一登りで和賀岳山頂へ。

大展望が広がるが、強い風が留まることを許さない。


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真昼岳・女神山へと続く和賀山塊の核心部。

いつかこの美しく大らかな稜線を縦走してみたいものだ。




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翌日は真昼岳へ。


朝まで雨が残り、風も収まらず。

残念ながら女神山からの縦走を断念した。


真昼岳のブナ林は若く清々しい。


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稜線付近は強風が吹き荒れていたが、笹がずいぶんと盾になってくれていた。


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わずか1000m程度の山頂であるが、関東でいえば2000m級の眺望と風格を備えた名峰であった。


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2015/10/3 (土)

アルコ


イタリアより帰国しました。

ドロミテは雪が降ってしまいコンディションが悪かったので
クライミング天国のアルコにてマルチピッチクライミングを堪能してきました。


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