FrontPage/2010-10-10
Tag: banff mountain film festival バンフマウンテンフィルムフェスティバル バンフ パタゴニア フリーソロ ヨセミテ ハーフドーム
banff mountain film festival
3連休は小川山でクライミングの予定でしたが、雨模様なので最終日の日帰りにしました。
予定が空いたのでパタゴニアが主催している国際的なアウトドア映画祭である
バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバルへ行ってきました。
毎年11月にカナダ・アルバータ州バンフで開催されるこの映画祭は
本年で35年目を迎え、昨年は世界30カ国以上から応募された
300本以上の作品からグランプリおよび受賞作品が選出されました。
その中から厳選された作品がワールドツアーにて世界6大陸29カ国で上映されます。
東京では大崎ゲートシティーにて10月8日から11日まで上映されています。
今回はプログラムAの5作品を見てきました。
中でもフリーソロ(ロープなどの安全確保一切なしでのクライミング。墜落=死)で
有名なアレックス・ホノルドのチャレンジの映像が手汗かきっぱなしでした。
特に標高差600m以上の岩壁を登るヨセミテのハーフ・ドームの
「レギュラー・ノースウエストフェイス」ルート(Ⅵ,5.12a,23ピッチ)での初のフリーソロのチャレンジは圧巻!!
人間とは思えない強靭な精神力と完璧なテクニックに脱帽!
またドキュメンタリー作品の「Finding Farley(ファインディング・ファーレイ)」は
製作者のカルステン・ホイヤーと妻のリーン・アリソン、そして彼らの2歳の息子、ゼブと不屈の犬、ウィローが
作家ファーレイ・モウワットの著書に沿って、その足跡をたどる旅を映像化したもの。
5000キロに及ぶ距離をトレッキング、セーリング、そしてパドリングなどで移動した旅である。
その映像ではカナダの大自然が堪能できる。
豊かな川や動植物。ホッキョクグマやオオカミ、カリブー(トナカイ)などに遭遇する。
特筆すべきは彼らの息子のゼブのキャラクター。
可愛さは天性のもの?発言や行動は計算せれ尽くしている感がある。
父親が脚本を書いているのか?とうたがってしまうほど素晴らしい。
犬とのコラボレーションは絶妙である。
皆さんも機会があったら是非足を運んでみてください。
ただし心臓が悪い方はご遠慮ください。
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