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| &ref2(): File not found: "swfu/d/s_yusuke-face3.png";; | 山岳ガイドの佐藤勇介です。お客さまとの山行や、 プライベートの山行、トレーニングや休日の記録を 気の向くままに綴った日記です。 トータル : 397818 今日 : 18 昨日 : 0 since 2010.7 |
| &ref2(): File not found: "swfu/d/s_Logo-white.png";; | 雪山、沢登り、バリエーションルートなど始めて みたい方を応援します。個人ガイドをご希望の方、 山登りに興味のある方はぜひホームページも ご覧ください |
2017/3/28 (火)
阿能川岳
夏場は見向きもされない藪山がこの時期輝きを放つ。
阿能川岳はまさにそんな山で周囲を取り巻く山岳の絶好の展望台となる。
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しっかりついていたはずのトレースは南岸低気圧による降雪で跡形もなく消えていた。
代わりに水分を多く含んだ重い雪がたっぷりと尾根を覆っている。
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大きな雪庇が立ちはだかるように進路をふさぐ。
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雪庇を切りくずして越えていくのは一苦労。
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いくつものピークを越えたり巻いたりしながら進むがなかなか先は見えない。
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三ツ岩岳を越えるとようやく阿能川岳の伸びやかな山頂が顔を出した。
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ようやくたどり着いたと喜ぶとその先にわずかに高い場所があってがっかりする。
あと一息と励ましながらも、重い雪が足にまとわりつき山頂が近づかない。
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山頂直下にはこれまた巨大な雪庇が作り上げられていた。
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たどり着いた山頂からは期待していた谷川岳の雄姿を望むことはかなわなかった。
代わりに小出俣山(おいずまたやま)が堂々たる風格で「我ここにあり」と主張している。
孤高の頂が数少ない来訪者を待ちわびているように見えた。
2017/3/11 (土)
日光白根山・北西稜
七色平の分岐からトレースに別れを告げ新雪をかき分ける。
自然の地形が進むべき道を示す。
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時折、雪の下が空洞になっていて足元が定まらない。
それでもおおむね締まった雪を踏んで高度を稼ぐ。
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シラビソの林を抜けたころ、雲の切れ間から青空が覗いた。
同時に吹き抜ける風を遮るものがなくなって、体を揺さぶる。
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山頂が近づくにつれ易しいが脆い岩稜帯となる。
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以前は痩せ尾根どおしに行けた場所が崩壊して尾根が途切れてしまっていた。
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側壁を巻くように通過する。
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尾根の反対側へ移って悪場を通過する。
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山頂が近づくにつれ風雪は強まってきた。
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それでも耐えて山頂にたどり着いた。
3月も初めで、冬型だったのでなかなか厳しいコンディション。
下りはじめは吹き上げる風で顔面凍結。
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なんとか樹林帯に逃げ込んでほっと一息。
七色平の避難小屋は丈夫だな~といつも感心する。
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次第に崩れていく天気だったが、ロープウェイ駅に着くころ初めて山頂が顔を出した。
山頂左の黒い尾根の右面を登るのが北西稜。
山頂へダイレクトへ登る美しいライン。
もう少し後の時期で晴れていればポカポカ快適に登ることができます。
そういえば月末にも公募で設定してますので興味がある方はお問い合わせください。
雪山歩いたことある方なら誰でも大丈夫なルートですよ~。
2017/3/10 (金)
迦葉山
日光白根山アタック前日に足慣らしで迦葉山(かしょうざん)へ登りました。
迦葉山は群馬県沼田市の山。上州武尊山の近く。
登山口は迦葉山・弥勒寺。
お堂には天狗のお面がいっぱい。
高尾山薬王院、鞍馬寺と共に「日本三大天狗」の一つに数えられるそうだ。
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気温が上がって雪は重いザラメとなって足にまとわりつきます。
ワカンを履いて頂上を目指します。
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山頂付近は軽やかな雪となって快適に歩くことができました。
ジャケットいらずのポカポカ陽気。
雪は腐る一方です。
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下山途中に和尚台という岩峰へ立ち寄りました。
右の割れ目の中に鎖が続いています。
いわゆる「胎内潜り」。
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探検開始。
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割れ目の中には氷が張り付いていました。
アイスアックスがあれば・・・。
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行き先はツララのカーテンで遮られていました。
当然、叩き割って突破。
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穴から這い出てさらに進みます。
雪壁トラバース。
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てっぺんを目指しますが…。
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ここから先は結構やばそう。
なので敗退。
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帰りは落とし穴にはまりまくりました。