FrontPage/2010-08-06
Tag: 富士山 山岳ガイド 吉田口 太子館 3776m 日本一
富士山に登り隊
富士山に登り隊!という企画で富士山に登ってきました。
これは単に富士山に登るというだけでなく、
しっかりトレーニングをした上で挑戦しようという偉い企画?です。
4月から毎月、筑波山→金時山→大菩薩嶺→木曽駒ケ岳→富士山の順で歩いてきました。
もちろんそれだけで足が強くなるわけではありません。
要は山に慣れてもらうと言うこと。
歩き方や、持ち物、雨天時の対応、山小屋生活など登山技術というものは
山へ行かないと身につかないものが多いです。
あとは少しずつステップアップしていくことでモチベーションも上がり、
お客さんも自主トレなどはじめて頼もしいです。
もちろん体力のない人には「こんなところでバテていては富士山は難しいかな~」
などとジャブを打っておきます。
今回は挑戦者21名中19名登頂ということでなかなかの好成績ではないでしょうか?
ぶっつけ本番での富士登山ではこうはいかないのでは?
そう思うことにします。
しかしやっぱり富士山は大変な山で下りでは半数の人がヘロヘロになっていました。
これは体力の問題や、下りの技術の問題、あとは精神力など俄仕込みでは
身につけられないことが多いということでしょうか?
登りはゆっくり歩きで休憩を小まめに取るというわざで誤魔化せますが、
下りは一人一人の実力が出てしまいますね~(これはガイドの言い訳か?)。
今回、私は久しぶりの富士山となりましたが、いろいろ変化を感じました。
まず、トイレや山小屋がきれいになっていること。
そして、登っている人たちの服装や足回りがまともになっていることです。
ちゃんとトレッキングシューズをはいている人が9割くらい。
まえは5割くらいだったような?
最近の登山ブームにのって装備への認識が良くなったのでしょうか?
なんにしてもこれは良いことです。
しかしみんなテンガロンハットにタイツのスタイルですね~。
山スカートなどもかなり普及しており格好から入っている人も多いようですが、
短パンにビーサンというなめたスタイルよりは素晴らしい限りです。
などと偉そうに講評しておりますが、私などより素人衆のほうがいい装備を
持ち始めていることに脅威を覚えている今日この頃です。
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