FrontPage/2010-10-28
高立の一本岩!
曇りのち雨の予報は終日雨に変わり、我々は登山を放棄してムカゴ取りに熱中した。
みんなで頑張って大量のムカゴをゲット。
時間が余ったので「高立の一本岩」を見学に行く。
西上州は言わずと知れた岩峰ぞろい。
その中でも孤高の趣のある「高立の一本岩」。
それは御場山の麓にある。伝説を秘めた岩峰である。
その昔、百合若大臣が今の横川から妙義山(の星穴岳)に向かって放った矢が、
みごとに射抜いたという“射ぬき穴”。
そのお供の男がお結びを力いっぱい投げつけて開いたという“むすび穴”。
横川には百合若大臣の足跡と言われている石がある。星穴岳に強弓を射った折り踏んでいた石が凹んだそうだ。
また、妙義神社には鉄の弓と矢が奉納されている。
射ぬかれた岩盤は反対側に落ちて突き刺さり、高立の一本岩となったという・・・。
まことしやかな伝説である。
この岩は最近まで未踏峰であったが、有名なクライマーの山野井夫妻と大内尚樹氏に
よって初登されたそうだ。
もう一か所は「蝉の渓谷」これまた西上州は南牧村にあります。
川の流れが岩盤を削り、ゴルジュを形成している景観地。
沢登り愛好者(とくにゴルジュ偏愛者)は垂涎ものの渓谷です。
・・・が、すぐ上に車道がはしり岸には遊歩道が、そして上流には多数の集落があります。
夏の暑い日に泳ぎまくってゴルジュ突破!と行きたいところですが、気が引けます。
一見、水は綺麗そうで適度な水量で泳ぎも混じりそうなので魅力的です。
細かいことを気にしなければ十分楽しめるかもしれません(保障はしませんが!)。
ゴルジュは続くよどこまでも・・・
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