FrontPage/2010-11-03
里帰り
妻、のっぽです。代打3日目です。
主人が不在なので、久しぶりに実家に帰ってきました。
父は去年、母は今年、還暦を迎えました。
今のところ二人とも健康で、本当にありがたく嬉しく思っています。
でも、母の元気がないのです。
理由は…。
家族ぐるみでおつきあいしている近所の仲良しご夫婦の奥さんに
末期ガンが見つかったそう。余命2ヶ月と宣告されたそうです。
奥さん自身は余命宣告を知りません。
奥さんに気づかれないようにいつも通りの生活をしながら
少しずつ家事や料理を教わる旦那さん…。
「あんないい人がどうして…。神様は公平じゃない」 と母はつぶやきます。
何にもしてあげられない無念さ、無力感。
旦那さんの気持ちも母の気持ちも、思うと胸が締めつけられます。
自分の力ではどうにもできないことに直面したとき
腹立たしさと悲しさで光を見失ってしまいます。
そんなとき私たちにできるのは、
毎日を丁寧に精いっぱい生きること。
一秒たりとも無駄にすることなくありがたく大切に生きること。
きっとそれがいちばんの贈り物になるのだと思います。
お母さん、悲しいけど、元気出して。
お母さんのお友達が一日でも長く生きられるよう、私も祈ってるよ。
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いつどんなことがあっても悔いのないように。
【希望に目覚め、努力に生き、感謝に眠る】主人と
【喜びと目覚め、感謝に生き、満ち足りて眠る】妻、のっぽです。
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