FrontPage/2010-11-26
谷急山・ナイフリッジ尾根!
谷急山のナイフリッジ尾根へ行ってきました!
妙義において谷急山とは地味な存在ですが、妙義山塊の最高峰です(1162m)。
その北稜にあたる尾根はナイフリッジの岩稜を持つ急峻な尾根です。
私は以前、3月に裏谷急沢を登り、この尾根を下降しました。
その時は沢の上部はベルグラ(岩肌に一面に張った薄氷)が張り怖い思いをしました(もちろん沢シューズ、アイゼンなし)。
この尾根は取りつきを見つけるのが難しい!です。
ヒントは鉄塔が立っている尾根と堰堤の間。
出合いの20mくらい奥にF1(7m)を懸ける裏谷急沢の右岸尾根ともいえますが、水量少なく、藪っぽいので発見困難?
尾根の中間部が快適な岩場とナイフリッジになっています。
とはいっても結構、灌木が多いのでそんなにスリルはありませんが…。
このあたりの岩は柱状節理が発達しています。
しかも、屏風のようにニョキニョキ連なっているものもあります。
よく見るとクラックが沢山?
これはもしや未登では? 興味深いですね~。
折れてるのとか、積み木みたいなのとかあります。
今回は庭野ガイドとコラボです。 天気も上々。
白く雪化粧している浅間山がとても綺麗でした。
ナイフリッジ尾根ははっきり言うとバリエーションルート超入門です。
どちらかというと三方境からの破線ルートの方が悪い気がします。
ただし一般登山道しか歩いていない人には道標もないし渡渉などもあるので
おすすめはできません。
P1とP2の間くらいにこんな隙間もあります。
下りにとった入牧橋への道はところどころ崩壊しているし、
落ち葉で道が埋まって不明瞭だし廃道間近という感じでした。
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