FrontPage/2010-12-02
鈴鹿・仙ガ岳!
鈴鹿南部に位置する仙ヶ岳は標高こそ1000mに満たないが、
端正な双耳峰が美しく、四方の尾根は険しく魅力的である。
石水渓の登山口から急な沢を上り詰めると、背後に大きな展望が広がる。
この日の朝は高曇りであったが、雲から漏れる朝日が幾条の光線を街へ降り注いでいる。
そして、その奥に伊勢の海が光を反射して輝いている。
早朝の美しいひと時。
南尾根は幾つもの岩峰を連ね、山頂へと続いている。
展望の良いアップダウンの道だ。適度にスリルもあって爽快!
仙ガ岳・東峰には「仙ノ石」と呼ばれるアンバランスな巨岩が鎮座している。
ボルダ―マットがあれば恰好の課題が数本ある。一番簡単なもので6級くらな?
登れるけど降りるのが困難。
仙ガ岳・西峰は展望の良いピークである。
北面は丈の短い笹原で、これから向かう、宮指路岳や鋭く尖った鎌ガ岳などを望む。
昨日登った入道ガ岳も見ることができた。
仙ガ岳から宮指路岳への稜線は急なアップダウンが続き、ところどころヤセ尾根や崩壊した斜面を通過しなければならない。
「犬返しの険」付近は特に激しく崩壊していてスリップに注意が必要である。
宮指路岳の先にある展望台より。
岩を見ると登らなくてはならない性分!?
今回のコースは非常に魅力的で再訪したいと思いました。
ツツジも多く春も素敵でしょう。
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