山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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Tag: 天狗岳 西尾根 黒百合ヒュッテ

天狗岳

北八ヶ岳の天狗岳へ行ってきました。

初日は黒百合ヒュッテまで、のんびりとした行程です。

天狗岳は渋の湯を朝出れば日帰りも可能ですが、

私は山小屋でゆったりとした時間を過ごすのも山の一つの愉しみであると思っています。

むしろこういった時間が大事だったりします。

登りの途中で知り合いのガイドとすれ違いましたが、「悪天で登れなかった」とのこと。

山はガスに覆われ姿が見えません。稜線は風も強かったのでしょう。

私も初めて天狗岳を訪れた学生時代、強風の洗礼を受けました。
吹き飛ばされそうな風を初めて経験した山行でした。

山小屋には早めについて、こたつでまったりとおしゃべりして過ごします。
こういう時は次の山の計画などが自然と出来上がります。

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夕方になるとガスが晴れはじめ、夕日がシラビソの森を照らし始めました。

明日への期待も膨らみますが、風は依然吹き荒れいています。
高気圧がやってくるので好天が予想されますが、朝のうちは冬型の気圧配置で風は残るでしょう。

昼には穏やかに晴れるでしょうが…。

期待と不安が入り混じります。

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翌朝、きれいに晴れ渡っています。

風がまだ強かったので、我々は出発を遅らせました。

先に発った登山者が一斉に山頂へ向けて登っていきます。

稜線は風が強かったけど歩けないほどであはありません。

大展望の東天狗は風が強いので長居はできません。
少し迷いましたが、風は徐々に弱まるだろうという判断で西天狗へ。

西天狗へ向かったのは我々だけだった。

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西天狗と東天狗のコルは風が吹き抜けて一番強かった…。

でもそれは短い部分で西天狗の登りにかかると、風は山に遮られて歩きやすい。

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西天狗の山頂に着くと案の定、風は弱くなり、ゆっくりと大展望を満喫する。

遠く北アルプスが一筋の雲のように連なって一望できる。 至福の時。

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エビのしっぽが風の強さを物語る。

360°の大パノラマが我々を祝福する。

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急なガレ場を下って、西尾根へ。

展望の良い西尾根を快適に下る。

天候は完全に回復。下るほどに暖かくなり、雪も湿ってくる。

下界は春の気配を漂わせていた。


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