FrontPage/2011-04-01
子持山・獅子岩南壁
最近、掘り出し物のいいルートと評判の子持山・獅子岩南壁へ行ってきました。
登山口付近の屏風岩直下のお宮には神秘的な氷の塊が現れていました。
オーバーハングした庇から滴り落ちる水滴が固まって山のように盛り上がっています。
しばらく登ると獅子岩が姿を現します。
今回登るのは左のピーク上の右にある黒ずんだフェース。
スラブ&フェースの易しいクライミングがつづきます。
グレードはどのピッチも5.8~5.9くらいでしょう。
各ピッチともそれなりの核心部を持っていて飽きさせません。
岩は固く支点も十分すぎるほど整備されています。
ロケーションも最高。赤城・榛名や高崎の市街を望めます。
だいたい5~6ピッチくらいで獅子岩のてっぺんに上がることができます。
60mロープであれば4ピッチでも可能でしょう。
ラインもおおむねまっすぐなのでシングルロープでもOK。
懸垂を考えるとダブルが楽かもしれませんが。
今回は一般的な道をたどって取付きへ向かいましたが、屏風岩の上から尾根筋をたどる道を登ると
獅子岩と南壁が正面に一望できる展望台のようなところがあるので登る前に見ることができます
(ただしここから見ると大迫力の岩壁なのでややビビる)。
こんなルートが他にもたくさんあると楽しめますね。
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