FrontPage/2011-04-20
さらば「てふてふるんるん」
ついにその時がきた。
長年暮らしてきた国分寺に別れを告げる時が。
そして「プラザてふてふるんるん」を去る時が!
大家さん自作の看板。
なんでも大相撲の番付表などに使われる江戸文字を習いに行って描いたとか…。
思えば「てふてふるんるん(以下てふてふ)」は私たち夫婦に多くの試練を与えてきた。
筆頭は「鼠小僧大捕物」である。
深夜ネズミちゃんたちが暗躍し柱や電気コードをかじりまくるのである。
当然、我が家ではネズミ取りなど様々な対策をたてたが、おさまらない。
おおもと(たぶん1階)を絶たなければ駄目だろうと1階に住む大家さん
に嘆願した。
すると数日後、こんな手紙が届いていた。
「 斬奸状 去る某月某日。かねてより市中を騒がせていた鼠小僧一匹捕え申し候。
数々の悪行三昧ゆるすべからず。
よって右の者、市中引き回しの上、三日三晩寒風に晒し、打ち首獄門に処す…これにて一件落着」
とのこと。
当然、一匹捕まえたところで事態は終息せずしばらくネズミとの格闘は続いたのでした。
ログハウス調の内装。
そのほかにも
● 雨漏り
● 水漏れ
● 蟻の大群襲来
などなど次々と難事件がやってきたのでした。
なぜか螺旋階段。 大きな荷物は通りません。
そんな思いでも過ぎ去ってしまうといい思い出?となり愛着もわいていました。
窓からは畑が見渡せて、その向こうに小川がながれ春には満開の桜をめでることができました。
よくも悪くも印象深いアパートでした。
アールデコ調(大家さん曰く)の外観。
これからは羽村市(村ではなく市)で新生活が始まります。
よりいっそう仕事に遊びに邁進したいと思います。
これからもみなさんよろしくお願いします。
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