FrontPage/2011-05-18
三十三間山
先月の敦賀三山に引き続き今月も福井の山へやってきました。
今回は若狭の山がメインです。
初日に登ったのは三十三間山。
この山は京都の三十三間堂の柱を切り出した山ということでその名があります。
気温は高いながら、涼やかな風が吹いていました。
美しい沢沿いの林道を行き山道へ入ると歩きやすい傾斜の登山道が続きます。
次第に辺りはきれいなブナ林と変わり、新緑が広がります。
稜線へ出るといっきに視界が開け、この山の白眉といえる草稜へと飛び出します。
入り組んだ駿河湾を眼下に見下ろします。
日本海の水平線が空に溶け込んでいます。
,
水を引いたばかりの水田が空を映し、周囲の集落が島のように浮かんでいるようです。
ブナに囲まれた山頂もまた、静かで心休まる場所でした。
コメント