FrontPage/2011-05-26
Tag: オトシブミ
オトシブミ
これはなんでしょう?
この時期、山を歩いていると足元に転がっています。
これは「オトシブミ」と呼ばれる昆虫の卵がつつまれているものです。
メスは初夏のころ、ある特定の若葉(コブシ、イタドリ、クロモジ、ハンノキなど)を食いちぎり揺籃を作りますが、
一部の種は揺籃を切り落として「落とし文」にするそうです。
この葉を広げてみると、中に卵が一つだけ産み付けられています。
卵からかえった幼虫はこの葉を食べて成長するという合理的な仕組みです。
「オトシブミ」の仲間で「チョッキリ」という虫もいるそうですが、こちらは包み方が雑なそうです。
虫たちも様々な工夫をして生きているのですね~。
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