FrontPage/2011-06-09
西丹沢 沖ビリ沢~水ノ木沢
西丹沢の菰釣山から発する水ノ木沢を遡行してきました。
やや遅い今年の沢初めです。
水ノ木沢はかつてアプローチの悪さから1泊の沢とされてきましたが、
近年、山伏峠から稜線を越えて沖ビリ沢を下り水ノ木沢出会いへ至る経路が発見され、日帰りの対象ななりました。
下降した沖ビリ沢は快適で美しいナメが続く秀渓でここだけ登っても楽しいところです。
難しい滝もないので初心者にうってつけでしょう。
沖ビリ沢から林道を下り水ノ木沢出合へ。
出合から水ノ木沢にそった林道を登り林道が終わるあたりから入渓しました。
快適に登れる滝をいくつか越えていきます。
登れない滝(シャワー覚悟なら多分登れる)は一つだけ!
難しいところはありません。
一見手ごわそうに見える滝も階段状になっていて快適。
今日は昨日の雨の影響で水量は多めでした。
結局ロープは一度も出さず…。
滝は優しいですが、沢の二俣がわかりずらいところが多いので、よく方角を確認する必要があります。
詰めは30分ほどガレ&笹薮で菰釣山と油沢の頭の間の稜線へと飛び出しました。
山伏峠までの縦走路はアップダウンが激しく意外と疲れる道でした…。
あと変な紫色の塊が蠢いていると思ったら、1㎜にも満たない蟲の大群でした。おそらく一つの塊だけでも数万はいるようです。
おそらく孵化したばかりなのでしょうが、えらく不気味でした。
かれらも数日の間に飛び立つのでしょう…。
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