FrontPage/2011-07-12
北穂東稜
この夏に北鎌尾根をめざしているゲストのトレーニングとして北穂東稜へ行ってきました。
タイミングよく梅雨も明け、絶好の晴天に恵まれた3日間となりました。
涸沢から見上げた東稜。
涸沢小屋の真上が一般道の南稜。その右上のスカイラインが東稜です。
東稜は穂高のバリエーションルートとしては入門ですが、やはり一般道とは異なりますので、
しっかりとしたルートどりや判断が必要になります。
この時期涸沢は多くの雪に覆われています。
急峻な雪渓を詰めて東稜へ出るといっきに視界が開けます。
南に前穂北尾根。北に槍ヶ岳。
核心部のゴジラの背の通過。
両側がスッパリと切れ落ちたナイフリッジ!
東稜は北穂小屋のテラスにダイレクトに飛び出します。
夕立も心配されましたが、ぎりぎりセーフ。
早出して良かったです。
山頂でではライチョウもお出迎え。
北穂小屋はガラガラ。宿泊者は我々のほかに4名。
天気いいのにね~。早い梅雨明けの恩恵です。
来週はごった返すでしょう。
涸沢も明神も閑散としていた…。
朝は前穂を眺めながら、テラスでおいしいコーヒーを。
優雅でした。
でもやっぱり上高地までは遠かったな~。
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