FrontPage/2012-04-02
雪まくり
これはなんでしょう!?
雪国生まれの人なら知っているかもしれません。
これは「雪まくり」と呼ばれるものです。
「雪まくり」は風や重力によって雪が転がされ、雪だるま式に大きくなっていくものです。
条件としては。
表面が多少湿った雪で、その下に固く湿っていない雪の層がなければできません。
風は、雪の層を巻き上げる程度に強く、かつ吹き飛ばさない程度に弱いこと。
あるいは、木、段差、坂など、雪が重みで転がりやすい地形があること。
坂の場合は急すぎると早く転がりすぎて壊れてしまうし、緩やか過ぎると転がりません。
この日は今まで見たことのないくらい、大きな「雪まくり」ができました。
下山中に後ろの人が歩くとその蹴った雪が、沢山の「雪まくり」つくりながら落ちていきました。
これにぶつかったら弾き飛ばされてしまいそうなくらいの大きさでした。
60~70㎝くらいあったかと思います。
「天狗の雪投」「俵雪(雪俵)」「雪まくら」外国では「スノーローラーsnow roller」ともいうそうです。
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