FrontPage/2012-04-09
妙義・風穴尾根
トレーニングで裏妙義の風穴尾根へ行ってきました。
風穴尾根は妙義のバリエーションルートの中でもマイナーの部類でしょうか?
途中にある風穴と呼ばれる大穴の見学がポイントです。
国民宿舎・裏妙義が登山口になります。
風穴尾根末端にある鶴峯山(左)とジャンダルム(右)。
涸れ沢を詰めてコルへと登ります。
ルート取りのセンスが問われるところ。
岩も脆いので注意が必要。
ショートロープのトレーニングをしながら進みました。
山岳ガイドが使うロープワークは奥が深く難しいものです。
ルート取りを間違うと岩壁に突き当たったりして大変なことになります。
これが妙義の怖さ。
戻って仕切り直すのも重要なことです。
コルに上がると裏妙義のシンボル・「丁須の頭」が見えました。
どれだかわかりますか?
尖がった棒みたいなのがそうです。
ここから見ると縦位置となり「丁の字」には見えません。
鶴峯山からは林立する岩峰群を越えたり、巻いたり、懸垂したりと盛りだくさん。
こういうルートが一番、ガイドするのが難しい。
強風も吹き荒れてトレーニングに最適な環境が整ってきました。
たどりついた風穴。
高さ半径10mほどの大穴が空いてます。
下山途中から見た風穴尾根です。
真ん中あたりに風穴が見えます。
林立する岩峰は部分的ではありますが、表妙義の稜線を凌ぐ険しさがありました。
もちろん鎖などはありませんし、道もないのでグレードは比較になりませんが。
充実したトレーニングができました。
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