FrontPage/2012-04-20
若狭・青葉山と雲谷山
はるばる若狭の山へ行ってまいりました。
ここ数年、私は福井県の山へ通っています。
敦賀三山(野坂岳、西方ヶ岳、岩籠山)、三十三間山、百里ヶ岳などです。
今回は若狭富士とよばれる青葉山と雲谷山です。
初日は雲谷山。
桜満開の三方石観音から登りました。
第三展望台まで上がると三方五湖が眼下に見渡せます。
はるか向こうには明日登る青葉山も霞んで見えています。
登って行くと残雪が豊富にありました。
例年では雪は消えているはずですが、今年の豪雪は違います。
いつもは木々に遮られて展望のない山頂も、雪のおかげで好展望のピークになっていました。
遠く、能郷白山などの越美山地や敦賀三山などの野坂山地が見えていました。
雲谷山は自然が深く派手さはないが、深い味わいの山でした。
続いて青葉山へ。
写真は昨年の百里ヶ岳へ登った時、宿から撮ったものです。
今回も同じ宿に宿泊しました。部屋から波打ち際まで50mもない好立地の宿。
青葉山は若狭富士とも呼ばれる秀麗な山容が特徴です。
東峰までは整備された歩きやすい道でしたが、東峰から西峰にかけては険しいヤセ尾根。
高度感のあるトラバースは緊張させられます。
西峰からの展望は素晴らしく、絶壁の上にいる心地です。
海の間際にある山なのですぐ下に海を見下ろすことができます。
下山路は今年の豪雪の影響か、少し前の爆弾低気圧の影響か倒木の嵐で道が覆い尽くされていて、少し難儀しました。
青葉山は見て良し、登って良しの名峰でした。
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