山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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冬の赤岳

冬の赤岳。

雪山を志すものにとって誰もがはじめに憧れる存在であろう。

2899mという標高ながら、安定した天候やアプローチの良さや営業小屋の存在などもあり
チャレンジしやすい環境が整っている。

しかし、やはり稜線は厳しく甘い考えのものは痛い目に合う。

2月27日から3月2日にかけて、二組のゲストを迎えて赤岳を連チャンしてきた。

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はじめの方々は高気圧が真上にあるという最高の条件。
気温も高く、風は微風。360°の大展望。

地蔵尾根の雪は締まっていて、快調に高度を稼いだ。

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地蔵尾根は登るにつれ、展望が広がる。

北アルプス、白山、乗鞍、御嶽山。阿弥陀岳が背後に大きい。

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こんな日は1シーズンにも数えるほどしかないだろう。
素晴らしい登頂日和であった。

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南アルプスをバックに私も一枚撮っていただいた。

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二組目は若手の男性二人組。

打って変わってホワイトアウト。

前日の夕方から吹雪。
朝には収まったが、まだ稜線の雲は取れない。

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新雪の積もった地蔵尾根にファーストトラックを刻み稜線へ。

鼻の高くなったお地蔵様も凍りついている。

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文三郎道を降りてきたら、雲が切れ始めた。

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頑張った二人に粋なはからいであった。

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吹雪のあとの赤岳は本当に美しくて魅せられてしまった。

厳しさと美しさ。

冬山の両面を知った彼らが、再びここに帰ってくることがあれば嬉しい限りだ。


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