FrontPage/2013-04-08
奥久慈岩稜
奥久慈男体山は茨城には珍しく、岩壁を従えた山である。
標高こそスカイツリーより少し高い程度だが、山容はアルプスの風格がある。
登山口の大円地から望む男体山。
アルプスの一峰を切り取ってきたような堂々たる山容。
登りは健脚コースへ。
健脚コースというよりは鎖場・上級者コースとしたほうがよいだろう。
すれ違いは困難だし、下りは危ないので、登りの一方通行にしたほうがいいと思う。
こんな感じの鎖場が稜線まで延々と続いている。
岩質は凝灰角礫岩で妙義や戸隠と同じ感じ。
ホールドとしてはよいが、容易に抜けたりするのであまり信頼できない。
アンテナの立つ男体山山頂から櫛ヶ峰へ足を延ばすとイワウチワが迎えてくれた。
人の立ち入れない、岩壁にはこんなに群がって咲いていた。
越後のものより、色が薄いように感じる。
なおも岩稜を進むと、鷹取岩。
背後に子背負岩、入道岩が見え、その奥に男体山山頂。
強風にあおられながらの縦走となったが、おかげで展望は素晴らしかった。
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