山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

FrontPage/2013-06-27

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Tag: のっぽ カンボジア

のっぽ カンボジア ひとり旅(6)

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深夜、吐き気で目が覚める。 トイレへ駆け込む。

今回は大丈夫かなーと思っていたのですが…、
やっぱりお腹を壊してしまいました。

東南アジアを旅すると、必ずお腹を壊してしまいます。
が、私の場合、日本にいたって いつでもお腹の調子はイマイチなので
慣れっこです。 大したことないです。


朝食はホットミルクだけにしました。
カンボジアでは牛乳が貴重。ホットミルクを頼むと練乳のお湯割りが出てきます。
甘いものが大好きの私はこれが たまらない◎ 空っぽの胃腸に染みわたります。

← 泊まったホテル The King Angkor Villa

雲一つない快晴!
あぁ、昨日行ったプレビヒア、今日行きたかった。
こんな青空で、あの頂上からの景色を見たかったなー。
でもそれはまた次回のお楽しみ。


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今日はベンメリアへ。
ここは最近になって地雷撤去が完了した遺跡。
まだあまり知られてはいませんが、
密かに人気が高まってきている遺跡です。

ドライバーさん、今日もよろしくお願いします♪
車に乗り込むと、奥さんが◎
「今日も一緒に行っていい?」 もちろん!

出発して30分、沿道に露店がたくさん出ています。
車をゆっくり走らせて、ドライバーさんと奥さんが
露店の商品を品定めしています。

「バンブーライスだよ」 とドライバーさんが教えてくれました。
竹の中にご飯を入れて、直火で竹を焦がしながら炊いています。
焦げた竹は薄皮を残してきれいに剥がし、
ちまきのような感じになっています。

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ドライブスルー状態。
匂いを嗅いだり、中身を聞いたり(たぶん)
すごく吟味しています。
そういえば、
スイカを買うときも、茹でトウモロコシを買うときも
ものすごく吟味していました。
カンボジア人は買い物に慎重なのかもしれません。

やっと購入。
奥さんがひとくち味見させてくれました。
ほのかにココナッツの香りのする、豆入りのご飯。
おこわのように もちもち していて、ほんのり甘くて
すっごく美味しかった。私も買えばよかった!



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途中、小さな集落をいくつか抜けながら
ベンメリアへ向かいます。


茹でトウモロコシの露店を発見!
車を停めてお買い物です。
ドライバーさんは、妊娠中でおなかの空く奥さんのために、
露店を見つけると立ち寄ってくれます。 優しいなぁ◎

昨日に引き続き、今日も熱々のトウモロコシを購入。

日本のトウモロコシのように甘味は強くなく、
味自体はほとんどしません。
でも、もっちり ねっとりしたこの食感がたまらない。
野菜じゃないみたい。
味が飽きないからいくらでも食べられそう。

ちなみに、皮ごと真水で茹でていました。

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いろいろ寄り道したので、出発して2時間でベンメリアに到着。
いい天気です。 暑いです。

遺跡の入り口では、子供たちが髪の毛を編んだり、
地面に線を描いて石を投げたり ケンケンしたりして
遊んでました。 微笑ましいなぁ。
でも学校へ行けないということを考えると、複雑です…。







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ベンメリアは修復が施されないまま
森の中にひっそり眠る巨大寺院。

崩壊が激しく、
当時の様子を想像するのはかなり難しいです。
苔と木の根に包まれた寺院は深緑色。

遺跡の中は迷路のように入り組んでいて、
自分がどこにいるのか全く分かりません。







奥さんの身長、私の肩の高さまでしかありません。
私が のっぽ なのもありますが…、
カンボジア人は小柄ですね。

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「天空の城 ラピュタ」 の世界です。
シータになった気分♪

当時はたくさんの人が参拝に訪れていたのかな。
美しい寺院だったんだろうな。

かなり崩れてしまっているけど、
むしろ石たちは、自然に帰っていくことを
喜んでいるように感じました。

遺跡も木々も「きれいでしょ◎」 って誇らしげ。
うん、とっても美しいよ。

森と遺跡が寄り添って、何百年も一緒に生きてきた。
その証が張り巡らされた根っこや、苔むした石たち。

この遺跡が悲鳴を上げたのは、人々が争い、破壊したとき。
その空しさを受け止めながら、静かに生き続けてきた。
次の100年、何が起こるかは誰にもわからないけど、
争いが起きることだけは、ないことを願う。
あと、放射線に汚染されるようなことも。







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帰りの飛行機は17時半発。
あまりここでのんびりできません。
じっくり ゆっくり 2周見て回り、駐車場へ戻ります。

ドライバーさん、奥さん、ゆっくり見させてくれてありがとう。
満足です。 ホテルへ帰りましょう。







帰路、車窓からの景色から目が離せなくなりました。

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カンボジアの空は広い。
ずっとずっと、奥の方まで ずーっと空。
昼間でも星が見えるんじゃないかと思うほどの濃い青。

なんとなく、バイヨンが宇宙の中心と言われる理由が
わかった気がしました。

この空はいつまでも忘れたくない。


ホテルへ戻ると、無料でシャワーを使わせてくださいました。
ここのスタッフは本当に優しい。 ここに泊まって本当に良かった。
優しさや思いやりにたくさん触れて、胸がいっぱいです。

汗を流して、空港へ。
いい旅だったな。 ひとり旅だけど、ひとりじゃない旅になった。
いっぱいもらった嬉しい気持ちや幸せを、
私も誰かにお返しできるように、
思いやりと微笑みを忘れずにいたい。

この旅で出逢った人やその家族、そのまわりのすべての人に
たくさんの幸せが訪れますように。

みんな! 手紙書くね! ありがとう!
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※ カンボジアは治安がいいとは言えません。
  観光客を狙ったぼったくりは頻繁に起きています。
  私は運よく無事でしたが、私より少し先にカンボジアを旅行した知人は
  遺跡まで行く途中で、「車が壊れた」と言って突然車から降ろされてとんずらされたり、
  法外な料金のレストランで食事を強要されたり、というような被害に遭っています。
  街や観光地でなら被害に遭ったとしても何とかなりますが、(警察官はいっぱいいます)
  どこかもわからないような郊外で何かされた場合、取り返しのつかないことになります。
  旅行をされる場合は、信頼のできるドライバーを雇うようにしましょう。


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