FrontPage/2013-11-03
瑞牆山・大面岩左稜線&十一面岩末端壁
瑞牆山のマルチピッチルート大面岩左稜線へ行ってきました。
取付きから易しいスラブを登り、木の間を抜けていくと
張り出した岩を回り込まなければいけない場所に当たります。
足元が切れ落ちたトラバースは難しくはありませんが、緊張させられます。
高度感あふれるスラブ&カンテを登ります。
強風も吹き荒れロケーションも相まって、グレード以上にプレッシャーを感じます。
最後は狭いチムニーから、オフウィドウス(体が半分ほどしか入らない岩の割れ目)へ。
もがいてもがいて少しずつ高度を稼いでトップアウトしました。疲れました。
大面岩のてっぺんに立つと周囲をぐるりと岩峰に囲まれる圧巻の展望です。
開放的な瑞牆山の山頂より、よほど迫力に満ちた景観でしょう。
アクセントがあってピリッとスパイスの効いた良いルートでした。
翌日は同じ瑞牆の十一面岩末端壁へ。
前の写真の左端あたりに写っている岩です。
目的の11aのルートは混んでいたのであきらめ、隣の「ペガサス(10d)」にトライ。
無事オンサイトしましたが、長くて疲れました。
最後は恐怖のトラバースのある「ワイルドカントリー(10b)」をトライ。
グレード以上の厳しいルート!?で痺れました。
この後、フォローのパートナーはサーカスの空中ブランコを体験しました。
楽しい二日間でした。
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