FrontPage/2013-11-06
行縢山
山旅ツアーで宮崎県の山々を案内してきました。
初日は行縢山。
「むかばきやま」と読みます。岳人であれば常用漢字の域ですね。
延岡市民の山として親しまれており、岩場ではクライミングも行われます。
延岡市内を抜けてのどかな町並みになってくると忽然と岩山が現れます。
雄岳と雌岳の岩峰が対峙して迫力があります。
行縢神社へ参拝して、杉の巨木が立ち並ぶ森を抜けて沢に架かる橋へ出ると視界が開け、
雌岳の岩壁が覆いかぶさるように聳えていました。
途中には花崗岩のボルダーが森の中に点在していました。
滝見橋に差し掛かると行縢の滝を遠望することができます。
滝の直下へと降りることができて、見上げると優美さと繊細さを兼ね備えた美しい滝でした。
落差は77mあり、水量の多い時期にも訪ねてみたいですね。
名瀑100選文句なしです。
急な登山道をたどり、峠を過ぎると緩やかな道となり山頂へ達しました。
11月だというのにさすが南国宮崎。ポカポカ陽気で遠くはかすんでいました。
100名近くすれ違った小学生たちに元気をもらいました。
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