山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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ジャンダルム飛騨尾根


夏山シーズン一本目の北アルプスはジャンダルムの飛騨尾根へ行ってきました。

ジャンダルム飛騨尾根は残雪期に新穂高から白出沢~天狗沢を詰めて取り付くルートですが、
雪が消えた後は稜線から下降する形で取り付きます。


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アプローチは上高地から涸沢経由で穂高岳山荘まで。

涸沢カールのお花畑は見ごろを迎えていました。


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美しいスカイラインの前穂高岳北尾根。

素晴らしいクラシックルートです。



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夜明け前に穂高岳山荘を出発しジャンダルムへ向かう。

常念岳の向こうから朝日がもうすぐ登りそう。

風もほとんどなく静寂が辺りを包んでいた。


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黎明の柔らかな光が城塞をほのかに染める。

有明の月が淡い藍色の空に独り佇んでいた。


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馬の背のナイフリッジを駈ける様に通り過ぎる。

ジャンダルムの峰頭から右に落ち込んでいるのが目指す飛騨尾根。


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ジャンの基部を巻いてコブ尾根の頭との鞍部からガラガラの沢を下降する。

殆ど踏まれることのないガレ沢は大きな浮石が堆積していて、
神経をすり減らしながらの下降となる。

この下りが核心といってもいいかもしれない。


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尾根に取り付いてしまえば硬く手掛り豊富な岩稜となって快適な登攀となる。



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背後に笠ヶ岳。左右に槍ヶ岳と西穂高を見ながら素晴らしいロケーションでの岩登り。

クライミングとしては大変容易でここまでアプローチする力があればあとは楽しむのみ。


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ジャン手前のT1テラスまでたどり着けば実質的な登攀は終了となる。

穂高岳山荘は指呼の間。


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ジャンを登る登山者とも会話ができるくらいの距離。


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ジャンダルムの天使も大分傷んできた様子。

でもやたらと看板が多い気がする。

ここに人工物は似合わない。


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天狗のコルよりガラガラの天狗沢を下降して岳沢経由で上高地へ。

本日の核心は主に下りであった。


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