FrontPage/2011-06-22
Tag: WFA ウィルダネスファーストエイド リフレッシュ講習 野外救急法 富士吉田 ファーストエイド
WFA・リフレッシュ講習
6月20日~25日で富士吉田にてWFA(ウィルダネスファーストエイド)のリフレッシュ講習に参加してきました!
WFAとは緊急医療体系へと引き継ぐまでに時間のかかる状況での野外救急法です。
さまざまな身体機能の問題や障害から引き起こされるトラブルや
野外における環境やストレスから来る怪我や体調不良に対処する医療知識・技術の習得だけでなく、
リスクマネージメントや避難計画法や手段、又は法律問題なども学ぶものです。
アウトドア先進国のカナダ・アメリカでは、ガイドになる資格として
ウィルダネスファーストエイド(野外救急法)の資格取得が義務付けられています。
また、家族や友達とアウトドアを安全に楽しみたい個人への普及も年々広がっています。
WFAの特徴としてリフレッシュ講習というものがあります。
リフレッシュ講習とは一度、WFAを受講するとその後一年間は無料で講習に参加できるというものです。
覚えることがもりだくさんの講習では忘れるのも盛りだくさんです。
何度も復習して体に覚えこませて身につけるしかありません。
特に覚えのよろしくない私は、一年後といわず半年後の受講となりました。
半年後だからだいたい覚えていると思ったら大間違い、細かいところは忘れていたり思い違いをしていたり…。
一度目の受講ではついて行くのが精いっぱいだったので…。
この講習の特徴はとにかくリアリティーを追及していること。
血のりも使うし、実際のヒィールドを想定しておこないます(涸沢ザイテングラード取付きなど)。
傷病者役は本気で痛がります(時には暴れたり…泣いたり…)。
救助者役はいろいろなシチュエーションで怪我や病気などに対応しなければなりません。
当然、時間や装備、人数、天候などに判断は大きく左右されます。
でも実際の現場ではそれが当たり前!
練習の段階からそういう状況で、落ち着いて対処できなければいざというときには何もできません。
今回は少人数でしたが、充実した講習となりました。
でも講習の成果を生かす日が来ないのが一番ですね。
習得したこともありますが、自分の無力さも同時に悟らされます。
一人でできることは少ないし、山では判断も難しいし厳しい!
何事も予防が第一。そうならないための努力を怠らないように精進いたします!!