山岳ガイド 佐藤勇介のブログです。

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Tag: 台湾 クライミング

台湾クライミングの旅 3日目

12月9日 3日目

3人の目覚めは常に早い。
しかしこの日は3人とも、なかなかベットから出られませんでした。
目覚めたものの、窓の外から聞こえる
荒れ狂う波、吹き付ける雨、暴風に揺さぶられる木々の音に希望を失っていたのでした。

勇気を出して窓を開けるも、悲しい風景しかそこにはありませんでした。

このままこの港町に居ても仕方がない。
3人は台北の北にある新北投温泉へ行くことに決めました。

嵐の中のドライブ。山の中の小さな村々を通り抜け、途中で朝食を食べ、
そして車は台北市街へ。

隙間なく路上駐車され狭くなった道と、ルール無視のありえない運転をする台湾ドライバー達にハラハラする勇介。
助手席で地図を見ながら、異国でのナビに苦戦するミツ君。
すべて人任せな後部座席ののっぽ。

しかしのっぽは知っていたのです。この道の先に 登山用品店密集地帯 があることを。

登山を愛するふたりのために、台北市内の登山用品店を細かく調べてきていたのっぽ。
「事前に日本で調べておいた私ってえらいでしょ」 的な雰囲気を醸し出さないよう細心の注意を払いながら、登山用品店情報を発表。

あぁ、なんといじらしく、健気で、可愛らしい女性なんだ、と勇介とミツ君は感心しました。(たぶん)
そして “これでまた私の「いい女度」が上がった” と、のっぽは秘かにほくそ笑んだのでした。

ま、まずい…。

台北駅近くの駐車場に車を止め、まずは腹ごしらえ。3人はマックに入りました。
日本のマックよりややピリ辛な味付け。
残念ながらタロイモ(?)ポテトパイは食べるのが苦痛なほど甘く、変な香りがして完食できませんでした。

手早くランチを済ませ、3人は登山用品店へ向かいます。

『城市緑州 戸外生活館』 で、日本では見たことのない珍しい登山用品にはしゃぐ3人。
スパイクの付いた沢靴、プリ○ス社製品をコピーしたとしか思えない激安台湾製バーナー、
頑丈そうな五徳などなど。

自立するよ
使いやすそう

勇介はその中から、畳める水筒
(プラティ○スに似てるけど、口が片側についていて自立するから使いやすそう)
と台湾メーカー「ADISI」の一部が透明な防水袋 と 空気枕 を購入。

『アークテリクス』 では
ミツ君は靴を2足(1足はお友達への誕生日プレゼント)とニット帽、
勇介は Atom SV Hoody を購入。日本国内で購入するより4割くらい安く買えました♪

『登山友』 ではミツ君が頑丈そうな五徳を購入。
(最初のお店で見たのと同じものがセールになってたのです!)

あーだこーだ言いながらの買い物はとても楽しく、最後のお店を見終わると、
もうすっかり夜でした。今夜の宿を探さなくてはなりません。

車に戻り地図を見ると、なんと!1日目に宿泊した山田屋がすぐそこだったのです!!
3人は山田屋との縁を感じ、また泊めていただくことに決めました。

またもや突然の訪問に、またもや快く応じてくれたオーナーの山田さん。
今回は山田屋で唯一、シャワーとトイレが付いたいちばんいい部屋を用意してくれたのでした。

見た目はおいしそうだけど…。

さあ、晩餐の時間です。3人は台湾最大の夜市 『士林夜市』 へ繰り出しました。
イメージはアメ横。
縁日のような的屋風のゲーム屋台や安い洋服屋、B級グルメの屋台が軒を連ねます。

3人は台湾屋台名物 『臭豆腐』 に挑戦することにしました。
若い人でほぼ満席状態の臭豆腐鍋専門店を発見、何度かためらったあと意を決して入店。

うぇ! く、くさい…。店内は悪臭で満ちています。
しかしお客さんたちは楽しそうにおしゃべりをしながら鍋をつついています。
この匂いにもかかわらずこれだけの人が集まるのだから、これは相当おいしいに違いない。
3人は口で呼吸しながらいちばんスタンダードな鍋を注文しました。

苦笑い…。

味は…、匂いと一緒でした。
具はホルモン(?)、固めたアヒルの血(?)、発酵させた臭い豆腐、エノキダケ。
たぶん味噌味なんでしょうが、全てが臭豆腐の匂いに犯されているため味が感じられません。
 “こ、これは体内に取り込んではいけない食べ物だ…。”
舌と鼻がそう判断しているのを無理やり飲み込みます。

この旅で初めて、3人の心からポジティブさが消えた瞬間でした。

一刻も早く鍋を空にしてここから脱出しなくては…。
後悔の念を力に変え、息を止めて強引に飲み込む。初めての共同作業。
3人の絆は臭豆腐によって強く深く結ばれたのでした。

(ちなみにこの匂い、3人にはドブや下水のニオイのように感じられました(お好きな方、ごめんなさい)
 食べ始めよりも食べ終わる頃の方が地獄の苦しみです。挑戦する方はお気を付け下さい)

臭豆腐に完全にノックアウトされた3人は、もう立ち上がれませんでした。
場所を移動しても、ビールを飲んでも、スイーツを食べても体が浄化されないのです。
あの臭い食べ物が、消化され体内を巡り自分の細胞の一部となる…。悪夢でした。

内臓が拒否している何とも言えない不愉快さを抱え、早々に宿へと敗退。
もう眠るしかない。
3人はまたもやシャワーも浴びずに布団へもぐりこむのでした。   つづく…。

もう車に近づいちゃだめよ お金の神様? 小林幸子 状態 美容の神様?
朝食を食べた店の3本足ワンちゃん  たぶんお金の神様の寺院   たぶん美容の神様の寺院 お供え物は化粧水やクリームでした

怪しいお菓子 ホットポカリ 自由広場
おや?どこかで見たことあるようなお菓子。 自販機ではポカリスエットがホットで売ってました。これは日本も真似してほしい。


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